今回は、Ubuntu ベースの Basix のインストールに挑戦です。どうしても Bebian ベースに目が行ってしまいますので、Ubuntu ベースの Basix は三年ぶりになってしまいました。そんな言い訳を言いながら、サクッとインストールしてみましたので、簡単なメモを見てやってきください。
Basix の特徴は、
「ユーザーがカスタマイズしやすいようになっています。すなわち余分なアプリが含まれていないのでユーザーが追加しやすい。必要なサービスタスクは最初から動作している。すぐ使えるように設定が十分されている」。
余計なものが入っていないのは、貧乏性の極楽はぜにはピッタリですよ。
インストールしたオールド PC は、NEC のとても古いモバイルマシンです。随分前に3千円で購入しました。
LaVie G タイプM PC-GL12LB
・発売 : 2009年10月
・画面サイズ:13.3型
・CPU:インテル Celeron SU23001.2GHz/2コア
・メモリ容量:4GB
・重量:1.59kg
今回は、ダウンロードした ISO ファィルを いつも使用している便利ツールの「Ventoy」にコピーし、起動メディアを作成しました。
さて、今回もこんなことをしています。
1. インストール
2. 日本語設定
3. カスタマイズ
5. メモリテスト
それでは準備が整いましたので、スタートします。
1. インストール
早速 USB から起動、インストール開始します。
a. ようこそ
日本語に設定されています。ここからはお馴染みのインストーラで、スムーズ・インストールが出来ます。
マルチブートにしますので、一番下の「その他」を選択しています。
d. インストールの種類
BIOS マシンなので、今回はこんな設定にしています。
・利用方法 : ext4
・初期化 : する
・マウントポイント : /
e. タイムゾーン
ユーザーデータを入力し、自動ログインもチェックしています。
g. インストール
インストール中です。
h. 完了
インストールが完了しました。
i. 完成
インストールが終了し、完成しました。
再起動しますとアップデート画面が出現します。大量に更新ファイルがダウンロードされます。
インストール中です。
完了しました。再起動します。
次へ進みます。
2. 日本語設定
日本語設定に移りますが、ここではやることは全くありません。ライブ CD の部屋さんがセットアップしてくれていますので、確認するだけで終わりです。fcitx-mozc がインストールされていました。
「半角 / 全角」キーで「あ」が出現しました。これで一安心ですね。
次へ進みます。
3. カスタマイズ
シンプルな構成になっていますので、少しだけイジってみることにします。
a. ソフトウエア
コレがないと始まらない便利ツール「ソフトウエア」です。
ホームページによりますと、
「 今回のバージョンはブラウザが入っていません。これは、snap パッケージのブラウザを iso ファイル化すると、iso ファイルが激しく肥大します( 4GB を超える)。よってブラウザは、インストール後に各自でインストールしください」。
そんなことなので、Chromium をインストールしました。
インストール出来ました。
b. ブータブル USB の作成
次は、「ブータブル USB の作成」です。これがあれば、ISO ファイルが簡単に焼けます。メニュー / システムツールから起動できます。
USB を挿し、ISO ファイルを選択するだけです。
c. 電源管理
この電源管理では、電源ボタンが押されたときの動作、システムトレイアイコンの使用、デスプレイ電源の切断時間の設定をすることができます。
d. Bleachbit
次はディスクのお掃除ツールです。「bleachbit」で検索、インストールしました。
システム系不要ファイルをクリーニングして、ディスクの空き領域を増やしてくれます。インストール直後は数百M単位で増加します。
e. System Profiler and Benchmark
これは、CPU、メモリ、ストレージなどのハードウェア情報や、カーネルなどオペレーティングシステムの情報を表示できます。
また、いくつかの指標によりベンチマークを測定することもでき、結果をまとめてHTML形式のレポートで出力できるようになっています。
次へ進めていきます。
4. メモリテスト
最後にメモリ使用量を調べてみました。普通の Xfce 版に仕上がっていますので、オールドマシンでも楽々動作です。
# free -h
Basix をインストールしてみて、やはり、極楽はぜにピッタリ来るのはコレだなと実感しています。最近の Ubuntu 系はインストーラーを始めとして結構複雑となり、貧乏性の極楽はぜには、メモリを喰いインストールに手間のかかる snap などは手に余るものがあります。そんな訳でこういうベーシックな OS は大歓迎です。
近所のりんごの木は、最近、ほんのりと赤みを帯びてきました。やはり恥ずかしいのでしょうか。
地元のニュースにありました。
「県は、2024年産リンゴの結実量調査の結果を明らかにしました。結実率の平均は、ふじ、つがる、ジョナゴールド、王林のいずれも40%以上で、最終的に残す実を選ぶ「摘果」に必要な結実量は、確保できたとの見解を示しました。一方、主力のふじは園地によって結実率にばらつきがあるとし、中心果以外の側果も残すなどの対策を呼びかけています」。
最近の極楽はぜは、ここ七年間、前立腺がんの治療をしています。そのため、副作用がアレコレと出て難儀しています。その一つが歯茎の化膿です。骨の注射の副作用で歯茎の骨が溶けてくるのだそうで、炎症箇所の歯が抜けてしまうまで進み、治療による根治はないのだそうです。男はツライよ。では、また。
痛い目に会って分かったベーシック