しばらく他の OS にチョッカイを出していたら、いつの間にか Manjaro がバージョンアップしていました。極楽はぜは、これではイカンと早速インストール開始しましたが、結果はどうなったのでしょうか。いつもの簡単メモを作ってみましたので、もう飽きたと言わずに見てやってください。メモ


トップページにこんなことが書かれていました。

「このユーザーフレンドリーな OS は、さまざまなデバイスにシームレスにインストールできるため、新鮮なコンピューティング体験を求める人にとって優れた選択肢です。さらに、セキュリティとプライバシー機能を優先しながら、豊富なアプリケーションを提供します」


「新鮮なコンピューティング体験を求める人にとって優れた選択肢です」と言っていますが、結構、ハードル高いです。
 


 USB 焼きツールには、便利ツール「 Ventoy」を使用しました。これは便利なのですが、たまに起動出来ない OS があるので、頭の片隅に入れておいたほうが良いでしょう。

 


そして、今回インストールしたオールド PC はこれ、全く馬力の無いアトム君です。手持ちのオールドマシンの中では一番の非力なので、Manjaro はアップアップしています。


Mouse Computer   LB-M120B
・画面サイズ:10.1型

・CPU:Atom N475/1.83GHz/1コア 

・メモリ容量:2GB

・重量:1.03kg



これからやることは、いつものように同じことの繰り返しですので、お暇なときにどうぞ。


1.  インストール
2.  日本語入力設定

3.  MS Office Online
4.  簡単カスタマイズ
5.  メモリテスト


始めます。

1.  インストール
焼けたインストール用 USB から起動、インストール作業に進みます。もちろん、オールドマシンは BIOS 起動になっています。

a.  初期設定
最初にロケール設定をします。左下にあります。




日本語に設定しています。



b.  インストーラへようこそ
日本語インストーラが起動しました。



c.  ロケーション
東京に設定しています。



d.  キーボード
デフォルトの日本語を選択しています。


 
e.  パーテーション その1
パーテーションをマルチブート設定にするため、一番下の手動パーテーションを選択しています。



f.  パーテーション その2
インストール先パーティションの編集をクリック、環境に合わせてパーテーション内容を設定します。



今回のオールドマシンにはこんな設定をしています。

・内容 : フォーマット
・ファィルシステム : ext4
・マウントポイント : / 
・フラグ : 無し



 
g.  ユーザー情報
「自動ログイン」、「管理者と同じパスワード」にチェックを入れ、ユーザー情報を入力します。




h.  サマリー
既存のパーテーションを消去する等の重大事故を招かないよう、インストール先を再確認します。



i.  インストール
HELLO、インストール中です。



j.  完了
すべて完了しました。再起動します。
 


k.  完成
インストール完成しました。


 

再起動しますと、ツールバーにトンデモナイ量のアップデートが来ていました。すぐに対応しました。



アップデートには、1.1G ものダウンロードファイルが必要でした。



 
次へ進みます。

2.  日本語入力設定
次は日本語入力設定です。 今回はデフォルトで内蔵されているツール「Extended language support」を使用します。ようこそ画面の下側にある「Applications」から起動します。メニューからは「Manjaro Hello」です。
 


a.  manjaro asian input support fcitx
「Extended language support」をクリック、「manjaro asian input support fcitx」を選択し、右上の「UPDATE SYSTEM」をクリックして開始します。



b.  fcitx-mozc
次に「fcitx-mozc 日本語」にチェックを入れ、選択ボタンをクリックします。



c.  インストールパッケージ

インストールパッケージが選択されました。適用ボタンをクリック、インストール開始します。




d.  終了

トランザクションが成功しました。再起動します。



e.  完成
以上の操作の結果、ツールバーに MOZC アイコンが出現し、簡単に日本語入力が出来るようになりました。




次に移ります。
 
3.  MS Office Online
Manjaro にもありました。無料の「MS Office Online」です。正式には「Microsoft 365」というのだそうです。ただし、無料版は「Web版 Microsoft 365」と言い、ブラウザでしか開けません。 

 

 

「ようこそ画面」の下側にある「Applications」からインストール開始します。メニューでは「Manjaro Hello」からです。



a.  起動

「Applications」の「Offices Suites」から起動します。いろいろなオフィスが準備されているようです。



b.  インストール開始

必要ファイルをダウンロード、インストール開始します。



インストール中です。




c.  インストール終了

インストール終了、メニューに「MS Office Online」が出来ていました。




d.  使用開始
メニューから無料版の「Microsoft 365」を開き、アカウントがあればすぐに利用が出来ます。



ここで Sign in しますが、マイクロソフトアカウトが必要となりますので、まだの方は作成しましょう。



無事、Sign in 出来ました。




e.  Word、Excel、Power Point
早速利用開始です。テンプレートが準備されていますので、動作確認には最適です。

Word で「旅行プラン」を開いてみました。



次に Excel で「作業計画」を開いてみました。



最後に Power Point で「プレゼン資料」を開いてみました。いつも見てくださって、サンキュウ。




次へ進めていきます。

4.  簡単カスタマイズ
ここからは簡単カスタマイズをしていきます。極楽はぜには、本当に簡単なことしか出来ません。

a.  設定マネージャー
簡単カスタマイズ設定には、 設定マネージャーが便利です。ここではウインドウマネージャの設定、電源管理、ファイアウォール設定等をすることが出来ます。


 
b.  ソフトウエアの追加と削除
「ソフトウエアの追加と削除」では、よく使うソフトウエアの追加・削除ができます。

 

極楽はぜは、ブラウザを使い慣れた Chromium へ変更してみました。



 

c.  ファイアウォール
少しでも安心・安全向上のためにファイアウオールを入れています。



これは「ステイタス」をワンクリックするだけで使用可能となりますので至極便利です。



d.  ウインドウマネージャー(詳細)
極楽はぜの持っているのは、押入れに積んであるオールドマシンばかりなので、マシンの負担になる余計なものを排除するために、ほとんどのチェックを外しています。


 

e.  セッションと起動

この「セッションと起動」では、不要な「Bluetooth」のチェックを外して軽量化を図っています。探せば不要物はあちこちにあるものです。




これでオールドマシンも安心して動けますね。簡単すぎるカスタマイズでした。

次へ進めていきます。 

5.  メモリテスト

最後はいつも通りの簡単メモリテストです。結果はやはりと言いますか、結構メモリ食いです。特に軽量版というわけではありませんが普通に使えるようです。

# free -h

 
以前は日本語入力のセットアップにコツが必要でしたが、最近のバージョンではツールがデフォルトで組み込まれていて、大変楽になりました。もっと簡単に日本語版を楽しみたい方には、Manjaro-jpさんが提供されているものにトライすれば、使い勝手の良いものが手に入ります。



近所のりんごの木は春を迎える準備しているようですが、りんごの花が咲くのはまだまだ先のようです。


ローカル新聞にこんなニュースがありました。

 

「地元のリンゴ加工販売業が建設を進めていた、新たなリンゴ選果施設が今月完成しました。同社によりますと、リンゴ施設としては初めて人工知能(AI)による選果機を導入し、24年度産リンゴの取り扱いから稼働する予定だそうです」。

何でも AI なんですね。実は、このブログも・・・・。

 

 

最近の極楽はぜは、10回の前立腺ガンの抗ガン剤治療を受けもう5ヶ月経過しましたが、未だに副作用に悩まされています。その一つが、奥歯の根本からの折損でした。治療のため近所の歯科医へ行きましたが、歯茎の状態があまりにも悪いため、治療を拒まれました。仕方がないので、遠くにある大学病院で治療を受けることになりました。では、また。

 
何じゃろな骨の注射で歯ボロボロ