前回は Lubuntu をインストールしてびっくりでしたが、今回は親戚の Xubuntu です。どんなサプライズが待ちかまえているのでしょうか。ワクワクしながらミニマル版をインストールしてみましたが、さて、結果はどうなったのでしょうか。結果を紹介するため、簡単メモも作成しましたのでぜひ見てやってください。メモ

 


ホームページのコピーです。
 
「Xubuntu は、使いやすさを十分に考慮した軽量ソフトウェアを中心に構築されています。ハイエンドのコンピューターを使用している場合でも、ある程度古いコンピューターを使用している場合でも、Xubuntu はスムーズで使いやすいデスクトップ エクスペリエンスを提供します」。

極楽はぜはある程度古いコンピューターではなく、本当に古いコンピューターを使用しています。うまく動かせるかな。



今回のインストールに使用したのは、15年も前のレッツノートです。まだまだ使えそうです。

 Let's note CF-T8

 ・発売  :  2009年 2月

・画面サイズ:12.1型

・CPU:Core 2 Duo SU9300/1.2GHz/2コア 

・メモリ容量:2GB

・ 重量:1.179kg 
 

 
USB 焼きツールには、便利ツール「 Ventoy」を使用しました。これは USB に ISO ファイルをコピーするだけで活用できます、不要になれば削除するだけです。

今回は「Minimal」版をインストールしましたので、びっくりするほどアプリが少なく驚きです。

1.  インストール
2.  日本語入力設定
3.  簡単カスタマイズ

4.  メモリテスト


早速始めていきます。

1.  インストール

USB から起動しインストールを開始します。日本語を選択、「お試し」か「直接インストール」を選択後、インストールへ進みます。



a.  ようこそ
インストールへ進みます。



b.  キーボード

一番上のデフォルト設定を選択しています。



c.  アップデートと他のソフトウエア

「通常インストール」か「最小インストール」かの選択画面です。今回は最小インストールを選択しています。
オプションは、インストール中にアップデートをダウンロードするようにしました。

 

d.  インストールの種類
マルチブートにしていますので、「それ以外」を選択しています。



e.  パーテーションの編集
インストール先のパーテーションを選択、下記のように設定しています。BIOS マシンの例です。



設定例です。

・利用方法 : ext4 を使用
・初期化 : 初期化する
・マウント : / に設定




f.  どこに住んでいますか
日本です。

 


g.   パスワード設定

自動ログインを選択し、パスワードを設定しています。
 


h.  インストール中
書き込み中です。
 

 

インストールが完了しました。

 


i.  完成

完成しました。


  

いつものように再起動しましたが、 Minimal 版はアップデート通知がありませんでした。そこで Synaptic から直接アップデートしてやりました。




先へ進めていきます。

2.  日本語入力設定

まず最初に日本語入力設定のため、デフォルトで入っている入力メソッドを確認します。

a.  mozc 確認

Xubuntu の日本語入力を実際に確認してみますと、ibus-mozc が入っていました。ところが、推奨の方法を色々試したのですが、うまく起動させることができません。極楽はぜの環境に合わないようでした。




b.  fcitx-mozc に変更

そこで、Synaptic パッケージマネージャからいつもの使い慣れた「fcitx-mozc」をインストールしました。これ一択だけで、他の依存関係は自動で選択されます。
 

 
c.  mozc 完成

再起動すると、ツールバーに「あ」アイコンが出現しました。これが出れば一安心ですね。




日本語入力ができるようになりましたので、次へ進めていきます。
 

3.  簡単カスタマイズ

ミニマルインストールした報いなのか、アプリがほとんど入ってはいませんでした。システムツールはパッケージマネージャだけで寂しい状態でしたので、普段使っているものをすぐに追加してやりました。素のままでは、うまく使いこなすことは難しそうです。

 

a.  usb-creator-gtk

最初はこれ入れてみました。「usb-creator-gtk」です。これがあれば、ISO ファイルが簡単に焼けます。パッケージマネージャから検索、インストールです。

 

 

「ブータブルUSBの作成」を起動してみました。ISO ファイルと USB を選択するだけでオッケーです。

 

 

b. gparted

マルチブートにしている場合は、これが便利に使えます。と言うか、無いと大変困ります。パーティションを簡単にいじれます。パッケージマネージャから検索、インストールします。

 

 

「gparted」は多くのファイルシステムに対応したパーティションエディタです。システムドライブを含む任意のパーティションを、リサイズ / フォーマット / コピー&ペースト / 新規作成 / 削除 したりすることができます。要は、パーテーションを切ったり貼ったりできるということです。

 

 

c.  bleachbit

次はディスクのお掃除ツールです。「bleachbit」で検索、インストールしました。

 

 

システム系不要ファイルをクリーニングして、ディスクの空き領域を増やしてくれます。インストール直後は数百M単位で増加します。

 

 

d.  gufw

Gufwは、ファイアウオールを管理するための、簡単で直観的なグラフィカルユーザーインターフェイスです。検索方法は「gufw」、次にインストールします。

 

 

ファイアウォールを起動するには、「Status」をオンにするだけの簡単操作です。あとは、「プロファイル」をマシン環境に応じて選択するだけです。

 

 

e.  hardinfo

HardInfo は、Linux システム用のシステム プロファイラーおよびベンチマーク グラフィカル ツールです。ハードウェアとソフトウェアの両方から情報を収集し、整理することが出来ます。「hardinfo」で検索、インストールします。

 

 

システム情報を覗いてました。ベンチマークテストもワンクリックで測定出来ます。

 

 

次へ進めていきます。


4.  メモリテスト

前回、Lubuntu で驚かせられましたが、今回もまたサプライズがありました。何か仕掛けがあるんでしょうか。


# free -h

 

いやー、ビックリしました。Lubuntu に続いての快挙ですね。ミニマルとはいえ Xfce 版がこんなに軽量化されているとは。道理で素のままでは使いづらい訳ですね。同じミニマル版でも、MXLinux では、MX Tools にもう少し有用なアプリがデフォルトで残っていました。コンセプトが違うのでしょうね。 

 


近所のりんごの木は、ようやく春へ一歩を踏み出しそうです。「雪はもうこれっきりにしてよ」と言っています。


最近のネットニュースにこんなのがありました。

「地元醸造メーカーはこのほど、県産リンゴを使った新作「完熟りんごのおいしいりんご酢 ビネガー・デ・ポム」を発売しました。伝統製法で醸造した京都中野酢に、自社栽培の葉とらずリンゴの果汁、ピューレを合わせました。水で薄めない無加水製法で、有機ブルーアガベシロップで甘さを加えています」。


 極楽はぜは、酸っぱいものは不得意ですよ。



最近の極楽はぜは、「治験」という名の新薬の人体実験に参加し、前立腺ガンの抗ガン剤治療を受けました。しかし、未だにその副作用に悩まされています。その一つは歯茎の腫れ、歯肉炎です。「ランマーク」というがんの骨転移を抑える注射の副作用のようです。では、また。

随分と軽くなったねダイエット