Bodhi Linux、前回インストールしたのが 2018 年でしたから、もう５年も経ってしまったことになってしまいました。その間、極楽はぜは何をしていたのてしょうか。それは、聞くも涙語るも涙の物語でした。そんなことはさておいて、今回も楽しくインストール、簡単メモにしてみました。
Bodhi linux のサイトによればシステム要件は以下のようです、
Bodhi インストーラーは、512MB 以上の RAM で最適に動作します。512MB RAM では、Bodhi Linux インストーラーは動作しますが、動作が遅くなります。インストール後は 512MB RAM でかなりうまく動作することが分かります。
・64ビット、1.0GHzプロセッサ
・768MBのRAM
・10GBのドライブ容量
インストーラーが普段よりメモリを食うなんて信じられないですよね。ミニマリストベース・インストールが効いているようです。
インストール用の ISO ファイルは、ライブ CD の部屋さんの日本語化版を使用させていただきました。いつもありがとう御座います。大変重宝しています。
今回はインストール用 USB は MXLinux-minimal で焼きました。最近は「Ventoy」を愛用していたのですが、浮気をしてしまいました。本家サイトでは Unetbootin が推奨されています。これは Debian では推奨されていないのですが。
今回インストールしたのはこのジャンク PC です。ハードオフで 3,000 円でした。Atom 455 使用のネットブックですが、とても遅いですよ。
ASUS Eee PC 1001PXD
・2011年 1月発売
・画面サイズ：10.1型(インチ)
・CPU：Atom N455/1.66GHz/1コア
・メモリ容量：2GB
・重量：1.1kg
今回もいつもと同じことを繰り返しています。飽きずによくやりますね。
1. インストール
2. アップデート
3. 日本語入力
4. 簡単カスタマイズ
5. メモリテスト
焼けたブータブル USB を起動し、インストールアイコンをクリックして始めていきます。
1. インストール
インストール開始です。ロケールとキーボードの選択をします。
a. ようこそ
日本語を選択します。ダークモードは見づらいですね。
b. アップデートと他のソフトウエア
ミニマルインストールですので、アップデートだけが良いと思います。
c. インストールの種類
マルチブートにしているため「それ以外」を選択しましたが、環境に応じてインストール先を変更します。
d. パーテーションの編集
パーテーションの使用方法を指定します。
・利用方法 : ext4
・初期化 : します
・マウントポイント : /
e. タイムゾーン
どこに住んでいますか、タイムゾーンを選択します。
f. あなたの情報入力
ユーザー情報を入力します。自動ログインにしています。
g. インストール
インストール中です。
h. 再起動
終了しました。ここでインストール用 USB を取り外して再起動します。
i. 完成
完成しました。
次へ進めていきます。
2. アップデート
どういう訳かアップデート通知がありませんでしたので、自前で Synaptic パッケージマネージャから行いました。７７個もありました。
アップデート終了しました。
次へ移ります。
3. 日本語入力
次は日本語入力なんですが、ここは読み飛ばしても結構です。そうです。ライブ CD の部屋さんが既にお膳立て済です。何もしなくてもオッケーです。
念の為、mozc をチェックしてみたところ、定番の fcitx5 がインストールされていました。
特に何もしなくてもこんな風に「あ」アイコンが出現、仮名入力も出来ました。ライブ CD の部屋さん、有難うございます。
次へ進みます。
4. 簡単カスタマイズ
簡単なカスタマイズをつまみ食いしてみました。勿論、難しいことは出来ないのでしていません。
a. 言語サポート
言語サポートの起動後に 「言語サポートが完全にはインストールされていません」と表示されましたので、素直な極楽はせは指示通りにしました。
インストール中です。
アップデートが終わりました。 Noto Sans CJK 群のフォントがインストールされています。
b. Bodhi AppCenter
AppCenter には厳選されたソフトウェアが多数用意されており、そのすべてが Bodhi Linux 上で問題なく動作することが検証されているそうです。AppCenter のすべてのソフトウェアは、デフォルトの Web ブラウザから直接インストールされるため、ソフトウェアのインストールは簡単に出来ます、
デスクトップテーマの中に「ジャパンテーマ」というのがあったので入れてみました。
外から見れば、日本はこのように見えているようです。
c. 設定パネル
Bodhi Linux で戸惑うのは、独自の Moksha デスクトップでしょう。極楽はぜもあまりにも独特すぎるデスクトップに手を焼いています。それでも少しは緩和できるツールが用意されていました。「設定パネル」です。
これには、外見、アプリケーション、画面、入力、ウインドウ、メニュー、言語、ファイル、ランチャー、設定、詳細設定、拡張機能、プリファレンス、システムの設定項目があります。膨大な量ですね。
「外見」の設定のため、Moksha デスクトップのテーマの「詰め合わせパック」をインストールしてみました。
設定パネルの「外見」を起動します。
「Moksha Theme」を起動し、お好みのテーマを選択します。
ダークなテーマから、爽やかなテーマに変更されました。
次へ進めていきます
5. メモリテスト
Bodhi Linux はデスクトップのミニマリズムを追求し続けた結果、Ubuntu 系では最軽量といわれていますが、実際はどうなのでしょう。簡単にメモリ使用量を調べてみました。
結果は期待通りといいますか、なかなかの軽量版に仕上がっていました。これには旧カーネルが貢献しているようですね。
# user:~$ uname -a
Linux 5.15.0-88-generic #98-Ubuntu SMP Mon Oct 2 15:18:56
# free -h
長らくご無沙汰していたせいか、セットアップには随分と戸惑うばかりで、一からのやり直しでした。とりあえず使う分にはカスタマイズなどせずとも、素のままでも十分軽量動作をしてくれますので、無問題です。しかし、極楽はぜ的には、こんなに軽量なんだからもう少し万人受けするモノを追加して欲しい、と言うのが本音です。
近所のりんごの木は、これでもかと美味しそうな顔つきになってきていました。しかし、もうすぐこれが見られなくなりそうです。
「JR東日本は同社従業員がリンゴ収穫アルバイトなどで人手不足の現場をサポートすると発表しました。同社従業員や市職員が1日農業バイトアプリ「daywork（デイワーク）」法人版を使い、リンゴ収穫などに従事するそうです。同社は今春から、従業員が副業として農業バイトをするのを解禁していました」。
世の中は変わりましたね。極楽はぜの現役時代はアルバイトなどもっての外でした。
最近の極楽はぜは、「治験」という名の新薬の人体実験に参加し、前立腺ガンの抗ガン剤治療を１０回受けてきましたが、その抗ガン剤治療の副作用がまた一つ出てきてしまいました。手の爪が剥がれてきたことです。両手の薬指と小指の爪がまるまる全部剥がれてしまいました。幸い、下には新しい爪が生えてきていましたが。では、また。
ありがたや菩提や解脱悟りまで