ささやかな連載、「ウブンツを試してみるシリーズ」もようやく本家までたどり着きました。えっ、そんな連載物は見たことがない。「やってますよ」、本人が言っているので間違いはありません。そんなこんなで自粛で自宅待機中の極楽はぜは、またまた簡単なメモ作成に励みました。メモ

distrowatch.com/によれば、「Ubuntu 20.04 では、カーネルは5.4ベースのLinuxカーネルに更新され、GNOMEデスクトップ環境の最新バージョン3.36を備えています。18.04 LTSからの注目すべき変更には、パフォーマンスの改善、新しいロック画面の設計、X11での部分スケーリングのサポートが含まれます」ということのようです。
 

 
それではインストールしてみます。今回は久しぶりにダウンロードした ISO ファイルを Liniux Mintで USB へ焼きました。やはり定番モノが一番安心して使用できます。

1.  ようこそ 1
まず最初に Ubuntu を試してみて、その後、インストールすることにします。


 

2.  ようこそ 2

一番下に日本語がありました。

 

 

3.  キーボード

デフォルトをそのまま選択しました。

 

 

4.  無線

Wi-Fi を使用するので、ここでパスワードを設定しました。

 

 

5.  アップデートと他のソフトウェア
ここで「最小インストール」を選択しました。アップデートは必要、他のソフトウェアは不要にしています。シンプルファーストで余計なものは入れませんでした。

 

 

6.  インストールの準備

マルチブート用にパーテーションを操作するため、「それ以外」を選択しました。ディスクをすべてを再フォーマットし、新規に入れ直すこともできます。


 
7. インストールの種類
インストール先パーティションをダブルクリックし、パーテーション内容を編集しました。

・利用方法 : ext4
・初期化 : する
・マウント : / 


 
8.  インストールの準備
空きパーテーションの sda5 にインストールする準備が整いました。




インストール中に画面がはみ出してクリック出来ないことがありましたら、 Windows キー + マウス で移動させることができます。ALT+マウス では移動させることができませんでした。

 


6.  どこに住んでいますか
日本に住んでいます。


 
7.  あなたの情報を入力してください
情報入力後、自動ログインを選択しました。


 
8.  Ubuntu へようこそ
インストール中です。10分以上かかりました。

 
 
9.  終了
インストールが完了しましたので再起動します。




再起動すると直後に初期設定画面が登場しますので、面倒でも最初が肝心、必要なものを設定していきます。

1.  オンラインアカウントへの接続
さて、インストール後に表示される画面はこれ、「オンラインアカウントへの接続」です。極楽はぜは google へ接続しました。

 



2.  Livepatch

Livepatch の設定を聞いてきますが、アカウントが必要なのでスルーしました。

 

 

3.  Ubuntu の改善を支援する

快く協力することにしました。

 

 

4.  プライバシー

議論のあるところですが、とりあえずオンにしました。

 

 

5. 準備完了

準備が完了しました。アプリの紹介がありますが、あとで入れることにして先へ進みます。

 

 

ここまでの設定が終わると、やっとアップデート通知が来ます。終わったら再起動しておきます。




やれやれ、ようやく日本語入力確認までたどり着きました。長かったですね。アップデートが終わり再起動しますと、何もしなくても日本語入力が可能となり、「全角・半角」、「ウインドウズキー+スペースキー」、「右上アイコン」等から切り替えることができるようになりました。




なお、昭和のオジサン仕様の「かな入力」は、メニューの「言語サポート」を起動し不足フォント等を追加することで、「mozc-utils-gui」がインストールされ可能となります。

 



なお、極楽はぜは日本語以外は不要なので、英語関係はすべて削除しました。また、Mozc は fcitx ではなくibus になっていましたが、簡単に変更可能です。

ここからは少しマニアックになりますが、システム等の詳細設定に進みたいと思います。これはメニューの中にある「設定」からイジることができます。


1.  外観

ここではウインドウの色、アイコンのサイズ、表示位置、Dock を自動的に隠す等が設定できます。

 

 

2.  オンラインアカウント

オンラインアカウントでは Facebook、Microsoft 等のクラウドの設定が一元的に行なえます。

 

 

3.  サウンド

この設定ではシステムの音量、音量レベル、警告音の種類等が選択できます。

 

 

4.  電源

電源設定では省電力、サスペンド、電源ボタン、ブランクかクリーン、Wi-Fi オフ等の設定が可能です。

 


 

5.  マウスとタッチパッド

これは、マウスの速度、ナチュラルスクロール、タッチパッドの速度、エッジスクロール等の設定です。

 



最後にブラウザを Chromium へ変更したのですが、その時気づいたことを一つ紹介します。それは、インストール元によりインストールされるバージョンが違うという事実です。

 

Ubuntu Software からインストールされる snap 版は新しく、Synaptic からインストールされる deb 版は古いということです。差別化が図られていますので、少しだけ要注意です。


 Ubuntu Software ⇒ 81.0.4044.129


Synaptic ⇒ 80.0.3987.163


今回は「最小インストール」を選択したのですが、極楽はぜが必要なものはほとんど入っていますので、このままでも普通に使用できています。必要なアプリを数個追加するだけで快適に使用できそうです。

入っているのはこれで全部です


次は、いつもの代わり映えのしないメモリテストの結果を紹介します。結果は、他の Ubuntu フレーバーは似たりよったりの軽量版でしたが、ここでデストップの違いが大きく現れて、本家がメモリ喰いなのがバレてしまいました。使用したのは、十年前の普通のデュアルコア、メモリ 2GB のオールド PC です。

# free -h


HDD の使用容量も調べてみました。インストールしたのは最小版だったのですが、結構ファイルサイズが大きくなっていました。条件を同じにするために、事前にBleachbit で不要ファイルをクリーニングしています。

# df -h


極楽はぜの常用マシンは、十年前のオールド PC に LXDE や Xfce を使用した軽量版なのですが、やはりメモリ 2G ではGNOME 3 はやや荷が重いかなあという印象です。極楽はぜの大好きな GYAO の動画は高画質で見れますが、起動・シャットダウンにやや時間がかかり、文字通り「老骨に鞭打つ」状態となっています。

 


近所のりんごの木は、ようやく葉っぱも開き、蕾も大きくなってきました。先日、県の「攻めの農林水産業」推進本部から「りんご生産情報第2号」が出されました。周りは慌ただしくなってきています。

・ふじの開花日は5月5日頃!
・ふじ開花直前の薬剤散布は5月3~4日頃!!
・霜害防止対策を徹底し、結実確保に全力を!!!



 
最近の極楽はぜは、 コロナ自粛で自宅謹慎4日目になりました。この4日間で出かけたのは、ウォーキングを兼ねた近所の日帰り温泉施設だけで、あとは何処へも行かないでいます。片道二十分、往復四十分が一日の運動という情けない状況となっていますよ。大丈夫かな。では、また。

重いよねコロナ自粛でウブンツ君