新年の法話 | 青年僧侶のシャカリキ奮闘記

青年僧侶のシャカリキ奮闘記

京都市にある日蓮宗・護国寺の僧侶です。
日々の活動を綴ってます!

1月4日、京都の大本山妙顕寺の塔頭、

 

実成院さまの祝祷会で

 

法話

 

の依頼がありました!

 

今年は元日から能登半島地震、

 

2日には羽田空港での事故など、

 

とてもお祝いできない新年となっています。

 

あらためて自分にできることは何か?

 

と深く考えています。。。

 

善意の気持ちでおこなったことが、

 

被災地では迷惑な事になることも多いと聞きます。

 

自分の気持ちだけで動かずに、

 

相手側の気持ちに立って動くことが大事なのですね。

 

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さて法話の中で一部抜粋ですが、

 

慈悲

 

の話もさせていただきました。

 

 

慈と悲には大切な意味がありますね。

 

には、与楽、そして励ましという意味があり、

 

には、抜苦、涙という意味があります。

 

共に喜び、共に悲しむ

 

共感するということですね。

 

今の私に一番大事な心。。。

 

ちなみに男性の心は慈!

 

女性の心は悲を表すとも言われます上差し

 

そこで女性の悲、

 

母親の子を思う気持ちについて

 

お話しもさせて頂きました(。-人-。)

 

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今年は新年早々、大変な事態となっていますが、

 

一人ではなく、みんなで乗り越えていけるような

 

一年にして参りたいですね。

 
最後になりますが、
 
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
上田尚史 拝