本日4月4日、本山 妙覚寺で、
祖師堂大屋根葺替落慶法要
が執り行われました
本山 妙覚寺は北龍華と称され、
華洛弘通の龍華樹院日像上人の法脈です
名前に龍がつくだけあって、前日から雨模様
その法悦の甘露の法雨によって、清められた境内は、
法要が始まる前にはすっかりと晴れ間がのぞき、
桜が咲き誇る浄土のような様相になりました
祖師堂とは、日蓮大聖人の御尊像を安置する御堂のことで、
ご本尊を安置する本堂が妙覚寺には別にあります
なんとも荘厳で立派な祖師堂
瓦が葺替えられ、耐震工事や諸々の改修もなされたようです
落慶法要は、雅楽の演奏も加わり、
散華が舞う音楽法要でした
私は式衆だったため、法要の写真はありません(。-人-。)
堂内は入りきれないほどの参拝者で埋まり、
声高らかにお題目が響き渡っておりました
妙覚寺の祖師堂をはじめ、各諸堂は京都の有形文化財に指定されております
歴史ある寺院を護持していくには、
並々ならぬ苦労があります・・・。
そのような話は、あまり僧侶はしませんが、
これからは一般の方達にも、その内情を知って頂くことで、
その思いを共に共有できれば良いですね。
時代が変わり、建物もどんどんと近代的なものへと変遷しています
京都の変わらぬ昔ながらの町並みは、
寺院の変わらぬ風景が多分に貢献しています
これからの時代は、一宗派、一寺院だけでは護持するのが難しいのが実情。。。
これをどうしていくのか、地域社会すべての人々と共に
考えて参りたいですね(゚ー゚)(。_。)ウンウン
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話は横にそれましたが、祖師堂大屋根葺替の落慶、
誠におめでとうございました\(^▽^)/
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日蓮宗 了光山護国寺
~山科檀林旧跡~