法要式の肝要 | 青年僧侶のシャカリキ奮闘記

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京都市にある日蓮宗・護国寺の僧侶です。
日々の活動を綴ってます!

昨日6月9日、京都一部・声明師会の主催による

「教師の為の法式声明研修」がありましたビックリマーク

今年の講題は・・・

『法要式の肝要』ですチェック


日蓮宗には、上記の画像にある『宗定・法要式』があるのですが、

その大事なところを、当山・護国寺 の住職でもあり、

声明師会 会長の上田尚教師にご講義頂きましたビックリマーク
(↑私のお師匠さまドキドキ

まず法式(ほっしき)とは、自分の信仰を礼拝に心を乗せて出していくことが大事で、

それは布教教化を目的としてはいけませんチェック

ということは、法要布教はありえないということですね怒

なぜなら目線が仏さまではなく、檀信徒やその他の人達に向けられているからです目


仏事に大小・慶弔なし


という言葉がありますように、

どんなに大人数の法事でも、一人二人の法事でも、

やることは全て同じビックリマーク

仏さまに至心に礼拝をし、目線を仏さまに向けていくのが大事と言うことですね音譜

その現れが、『二大得意』となり、

精神としては「尊重」

態度としては「厳粛」

となり、どちらが欠けてもいけず、心身一如であると教えて頂きました(。-人-。)

心は動作をつくり、動作は心をつくる

『阿含経』


とあるように、形というのはとても大事ですねビックリマーク

それが僧形(そうぎょう)であると、受けとめております!!

その後、法要式の大事なところを、みっちりとご講義頂き、

あらためて大事なところを学ぶことができました\(^▽^)/

以上、法式声明研修でした笑


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