武蔵野市

新型コロナウイルス感染症に係る

安心と活力を未来につなげる対応方針

として、第6回補正予算案総額86,2396千円)

示されました。

明日(7月21日)、中身について、議会において審議をいたします。

以下、アドレスから詳しくは、ご確認下さい。

http://www.city.musashino.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/029/730/housin.pdf

 

 

先日は、感染拡大防止インフラ中小企業者等支援金について

書きましたが、今回は、

中小企業者等テナント家賃支援金

創設についてです。

国の家賃補助に対して、上乗せする形の

支援(最大10万円x6か月 60万円)。2億4969万円

国の家賃補助対象者が市でも対象になるため

まずは、国の家賃補助を申請し、

その後に市の家賃支援金の申請をすることになります。

詳しくは、今後発表されます。

市報、ホームページ等でご確認下さい。

(申請期間は令和2年8月17日~令和3年1月29日・・・今後東京都の家賃支援策も踏まえて申請期間は変わる可能性がありますのでご注意下さい。都の家賃支援策はまだ発表されていません)

・国の家賃補助2/3に対して、

家賃が、個人では、37万5千円を超える、

事業所では、75万円超える部分に

ついては補助が1/3と減ります

その1/3になった部分に対して月額最大10万円

(6か月で60万円)まで、市が支援を行うことになります。

 

簡単に言えば、高額の家賃をお支払いの

テナントに対しての補助になると言えます。

テナント家賃が個人で37万5千円(国補助は、25万円)

事業所で75万円(国補助は、50万円)以下には

市の補助は出ないことになります。

武蔵野市は、近隣他区市と比べても

吉祥寺などは、家賃が高く、

緊急事態宣言の解除後も売上減の影響が

大きい事業者に対する負担軽減を目的にするとしています。

今回の支援は、地域性を考えれば必要です。

 

しかし、この支援は

国の補助を受けられた

テナントだけへの支援です。

国の支援には、以下の条件があり、

1か月あたりの売上が前年比50%以下か

3か月での売り上げが30%。)

店舗存続が危ぶまれる状況のテナントへの支援といえます。

そのちょっと手前で、対象とならない

店舗の存続に大変苦慮するような店舗へは

この先、支援は無いのでしょうか。

 

どの店舗も東京都内においては、

これからという時に連日の新規感染者が

100名を超える状況でお客様の来店が

再び減少をしている状況だと思います。

そうであるならば、国の家賃補助への上乗せだけでなく、

国の家賃補助対象とならない、

売上減に苦慮しているテナントへの支援も

するべきではないでしょうか。

そうでなければ、

特に吉祥寺エリアの小規模なテナント

撤退してシャッター街になってしまうのではと心配です。

 

どこまで、どの規模で支援をするかは、

公共性、公平性そして武蔵野市のブランド

支える魅力に対する考え方でも変わってくると思います。

私は、今回の支援は必要であると考えますし、

対象を拡大するべきとも思っています。

 

これまで、武蔵野市が発展してきた一つの要因は、

吉祥寺のブランド力とそれを支えてきた

個人商店も含めた店舗の商業者の

皆さんの力ではないでしょうか。

その皆さんを支え、また、三鷹や武蔵境駅周辺、

さらには、駅周辺以外での

店舗の皆さんの力

武蔵野の住みやすさに

貢献してきたと思っています。

だからこそ支援をして少しででも

現状の維持、存続をしてもらいたいと思っています。

 

明日の審議の中では、

仲間の議員がこの支援などについては

質問をする予定です。

しっかりと市の考え方と方向性を

私たちと一緒にしていただき

武蔵野市のブランドと市民生活の維持向上に

つながるようにしてもらいたい。