先日、私が所属している
武蔵野市議会会派、自由民主・市民クラブから
市長に対して来年度の予算に対して
提案、要望などをお伝えしました。
私たちの基本的な考えは、
新型コロナウイルス感染症の影響により、
令和3年度の予算編成は歳入の落ち込み、
歳出の性質別変化が、例年に比較して
非常に大きいと予測されます。
そこで、次年度の予算編成において、
以下の点を留意してもらいたい。
①多額の予算措置を伴う、不要不急の新規事業は行わないこと。
②実施事業の優先順位を明確にすること。
③新型コロナウイルス感染症関連の対策に重点を置くこと。
財政見通し
令和2年度予算
歳出歳入入676億6700万円
歳出内訳 義務的経費306億2000万円
政策的経費370億4200万円
令和3年度の歳入・歳出については、
令和2年度より歳入が22億以上減少。
歳出が20億増加。と試算しています。
昨年と同じ事業(政策的費用)を行うとすると
43億円以上が不足すると考える。
(市の考えも同じようで、ほぼ間違えないとのことでした)
(政策的経費については大きく見直す必要があるとのことでした)
この財源不足を補うにあたっては、
・財政調整基金の取り崩しを行う。
(市としては大きく取り崩しは行わないとのこと。)
・経費削減に取り組む。(しっかりと行うとのこと)
・計画の平準化を行う。(視野に入れているとのこと)
・起債の活用の割合増も検討すること。(検討をするとのこと)
などを行っていく必要がある。
様々な取組を行う事で、
出来る限りしっかりと事業に取り組んでもらいたい。
(市長からは、現状の新型コロナウイルス対策も鑑み、市外の方へのサービスの制限なども検討していく。市民限定での施設の利用などになることも検討するとのことでした)
最優先要望は、
①コロナ差別をなくす対策を行うこと。
②引き続き医師会・保健所等と緊密に連携を取るとともに第二波、第三波に備え、検査体制の支援、医療機関・医療従事者への支援を積極的に行うこと。また、宿泊施設等を活用し、軽症者受け入れ環境整備の支援をすること。
③引き続き商工会議所・商店会連合会等と連携を密にし、中小零細事業者に必要な支援を行うこと。
④子供達の学びの機会を確保するため、インターネットを介して遠隔事業の環境整備を進めること。公教育においては機械の不平等を解消すること。
⑤武蔵野市の行政活動を草の根で支えている人々へ継続的な支援と持続可能な取組を進めること。
(テンミリオンハウス、コミセン、シルバー人材センター、あそべえ、レモンキャブなど市の事業を委託している団体など)
その他の主な項目は、
・地域防災計画の見直し(感染症対策、複合災害対策など)を早急に行うこと。
・低未利用地の有効活用を。(三鷹駅北口中町第1,2駐輪場、中町・関前自転車保管所の(コミセンって変え用地等)の活用)
・吉祥寺駅周辺の再開発の議論を進めること。
・三鷹駅北口ロータリーの安全確保を早急に進めること。
・武蔵境駅北口クオラについて、事業検証を行うこと。
・新型コロナウイルス感染症による外出自粛やデイサービス事業等の中止による利用者の影響について実態調査をすること。
・レモンキャブ制度の改善。
・少子化を見通した、認証保育所の可視化・保育施設、配置の検討をはじめること。
・学校施設整備基本計画に沿って着実に進めること。
・体験教育やクラブ活動・部活動等、特色ある教育活動の支援をしっかりと行うこと。(新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった各種事業の代替を検討すること)
・商業振興施策の充実・観光施策の推進・オリパラ関連事業の推進(オリパラについては、1年延期の影響があるが大会成功に向け努力をお願いする)
・地域スポーツの推進(スポーツ施設の整備、改修、運営サイドへの支援の充実)
今現在、学校校庭が開放されていません。
早急な開放を強く要望。
・ミカレットの改修について(とくに境南ふれあい公園、桜堤公園、西久保公園など、)
・喫煙場所について吉祥寺、武蔵境にも早期に復活させること。
・職員の職場改善、教育の強化について窓口対応が人によって変わらないように指導の徹底。ガバナンス、内部統制の取れた組織作りを行うこと。
・外郭団体の自立化の推進と指定管理での
公募の実施を行うこと。
これ以外にも要望をお伝えしました。
今後、これらの要望を取り入れ、令和3年度の事業、予算がより市民の生活、福祉の向上につながることを期待したい。
ただ、今は、
まず、新型コロナウイルス感染症に対しての補正予算をしっかりとんで対応をしていかなければなりません。
7月21日には、補正予算に対する臨時議会が開催されます。
しっかりと議論をしていきたいとおもいます。
そして、正確な情報を迅速に市民に伝えることで、
不安の軽減を図ってもらいたい。