氏家幹人さんの『武士道とエロス』(講談社現代新書)を読了しました。
著者は、数多くの著作を出版している気鋭の歴史学者。大学名が書いてないけど、在野の研究者なのかな・・・?
戦国時代から江戸時代初期にかけて、武士の間で、衆道=男色は当たり前のこととして、社会的に容認されていたらしい。それが江戸時代中期からは次第に廃れて、明治時代に学生の間で一時復活したが、大正に入ると再び衰退していく。そんな男同士の恋の歴史を、豊富な資料に基づいて検証する・・・みたいな内容。
凄まじいお話ですね・・・。織田信長や上杉謙信については聞いたことがありますが、ここまで一般的な事象だったとは・・・。
議論に隙がありそうな気はするけど、読み物としてよく出来てる。内容が奇抜で、楽しく読めました。オススメです。