先日、高校生の女の子が、5歳の男の子を車でひいてしまったという、痛ましいニュースが目に入ってきました。
本当に可愛そうです。男の子もそうですが、親が可愛そうですね。一番可愛い時期ですから・・・。
なぜ、その女の子は男の子をひいてしまったのか?
話によると、免許取りたてで、友達を乗せて運転していたそうなんです。
おそらく、友達みんなで 車の中でテンションが上がっていたのかもしれません。
どこかに行くつもりだったんでしょうか。 ドライブなのでしょうか?
そんなことはどうでもいいんです。
大切なことは、車を運転する人は、自分含め、同乗者を安全に目的地まで送り届けることなんですね。
それが、結局は 周りの人やモノもキズつけないとうことにつながってくるんだと思います。
ですが、友達同士で、遊びに行くって、若いころは えらく テンション上がるんだと思うんです。
大人であっても家族でキャンプや旅行へ行くって、テンション上がります。
そのテンション上がった状態で、運転すると、もちろん視野が狭くなります。
注意力散漫になります。
僕はちょいちょい、友達同士の女の子、若者が事故っている現場を見ています。
これは、ちょうどその状態で運転していたのだと思います。
なので、僕は運転するとき、出かけるとき、「まずは目的地に着くまでは、安全に皆を送り届けることが僕の仕事。」
と、言い聞かせて車に乗るようにしています。
(車に限らず、特に子供と出かけるときは自分に 言い聞かせます。)
それで、中継地点のサービスエリア、トイレ休憩の時でも、再度 思い直すようにしています。
そう、節目節目で、安全に送り届けるという目的 を思い直すようにしています。
そうすれば、テンションが上がっていても、冷静に、目的に向かうことができるんです。
本来、皆を安全に目的地に送り届けることが目的のはずなのに、テンションが上がってしまうと、知らず知らずに、車の中で楽しむことが目的に代わっていってしまうんですね。
なので、目的を元に戻す必要があります。
それが、節目なんだと私は思います。
これは、仕事でも使えます。 節目節目に この行動の目的は何? と、自問自答します。
仕事はやっているうちに目的が変わってきていることもあるので、見直すことで軌道修正もできます。
目的が分からなければ、その行動には意味がないのかもしれません。それであれば、目的、意味のある仕事をしないといけません。
節目。大切です。
これから行楽シーズン、節目に目的を考え直し、安全に楽しみたいですね。
人の振り見て我が振りなおせ。