普段あまり意識していないのだけれど、お仲間さんたちの中にはありがたいことにブログの読者さんもけっこういらっしゃる。

終演後にキラキラの衣装のままホワイエで対面すると、踊り終えたばかりなのに「今度カメでオーダーするから!もう決めてあるの」とか、「(コンテでパラレルの時)お尻下のアンディオール意識した!」とか、こちらがびっくりするくらい読み込んでくれている。

 

 

こんなダダ洩れの垂れ流しのようなブログから、何かを読み取ってリアルに拾い上げてくれるのは読者の方々のお力で、うれしい驚きとともに、またみんなから愛をもらってしまった。

いつも受け取るばかりだ。

 

 

今回の発表会は客席に居られて幸せだった。

今も舞台の余韻がじんわりと思い出される。

失敗した!とか、本番に限って間違えた!とか、悔しそうに語っていたけれど、正直見ている方はそんなに気づかないし、どこだったかわからない。

ただただみんなの力に感動していた。

 

 

自分を信じる。

仲間を信じる。

未来を信じる。

 

 

本人たちはそんなふうに思っていないかもしれないけれど、私にはそれが見えたし、その力の強さと明るさと健やかさに圧倒された。

 

 

感動して興奮気味に帰宅したら、「ところで、○○○(私のこと)はほんとうにバレエ踊れるの?」と夫から尋ねられ、膝から崩れ落ちそうになったことも書き添えておく。

この問題発言も、発表会の思い出とセットだ。