DAY2、今日も亀有、遠いわ。

おばちゃんはただ観に行くだけでもくたびれている。




めいっこのコンクール2日目はクラシックヴァリエーションの審査。

正直、眠くなるほどに繰り返されるあの、フロリナを踊るというから、もうそれは出のところから勝負、というより出が全てだよ。



先生からも同じことを言われていたようだ。

それで見るかどうかが決まる。



疲れからか、楽屋ではめずらしく緊張していたみたいだけど、それでも軽やかに涼やかに踊っていて、ピケターンもダブルでするするっと回っていて、こんなに踊れるようになったんだなあ、と感慨深い。



それにしてもクラシックは心底難しいの。

昨日のコンテではあんなにのびのびと踊れても、クラシックはまた別で、それはめいっこに限らずどの子を見てもそう思った。



勢いだけでもダメ。

気を付けすぎてガチガチでもダメ。

変な癖もダメ。



こうあるべき、こうあってほしい、から少しでもズレると気持ち悪く見える。

それがわかってしまうのが、クラシックの厳しいところよね。

そして、5〜60人も見続けていると、人によってはその子の良さをかえって消してしまっているような、それは演目の選び方でまた違うふうに見せることもできるんじゃないかなあ、と脳内で余計なお世話が炸裂する。



それと同時にみんなとても可愛くて、こんなに一生懸命になれるものに出会えてよかったね、とも思う。

それは私も同じ気持ち。