あんまり悩むとハゲるよ、ってむかし冗談まじりに言われたことがあるけれど、ほんとうにハゲたのは初めてだ。

 

 

美容師さんに発見された円形脱毛症がどんなもんなのか、後頭部だから自分では見えなくて、家に帰ってからおそるおそる三面鏡で見てみた。

めくると、あった。

分け目とは明らかに異なる、広い面積の。

こんな感じなのか!

むなしくぽっかりしている。

 

 

でもさ、ストレスなんて大小そこら辺にいっぱい転がっているじゃない?

暑さ寒さもそうだし、しんどいなあ、逃げたいなあ、なんでそうなるかなあ、という出来事があったところで、そうそう簡単に全部から逃れられるわけもなく、だいたいごまかしたりいなしたりしながら、何となく、だましだまし、、、と思っていたのに、全然だませていない。

 

 

頭に10円ハゲがあることよりも、そっち(だませていると思っていたのに実はだませていなかったこと)の方がショックだ。

そして正直、そこまで?(ハゲるほどの?)とも思う。

一方でこういう、わざと小さめに見積もるところがあだになったのかもしれなくて、もう何が何だか。

 

 

円形脱毛症は最近では自己免疫疾患ということになっているようで、自分の毛根を異物として攻撃するから髪が抜けると説明されていて、でもそのきっかけがストレスらしいから、なんだやっぱりストレスだわ。

 

 

 

 

私はまだ10円玉1個だとか思ってヘラヘラしているけれど、もっと悩んでおられる方もいらっしゃるかもしれなくて、とりあえず行くなら皮膚科ね。

 

 

職場で昼ごはん時に友達に話したら、見ていい?と興味ありそうなので見せる。

ああ、こういう感じか。

そう、そういう感じよ。

 

 

ストレスありそうなんて全然見えないからわかんなかったよ、と言われて、私もわかんなかったよ、自分のことなのに。