喜々として身体の使い方を語る岡田くんの、変人加減(いい意味で)に笑いをこらえられないこの番組『明鏡止水』。

5月後半から新シリーズ「武の五輪」を放送していたみたいで、遅ればせながら先週と今週のを見た。

 

 

▼先週「蹴り」

 

 

▼今週「拳」

 

 

どのスポーツでも武術でも、身体を使って何事かを為すわけで、同じ構造を持った人間の身体なのに、同じ動作を試みて、こんなにも表現のされ方が違うのかな、と驚くばかり。

そして皆、強くて美しい。

惚れぼれする。

 

 

力の貯め方、集め方、放出の仕方。

鍛え抜かれた身体と、磨き上げられた技と、研ぎ澄まされた心が、見える。

 

 

録画した「蹴り」の回を2日連続で見返して、テコンドーの目の覚めるような高く軽やかな蹴りもいいし、極真空手の静寂の中に抗えない重さを感じる蹴りもいい。

力の伝わりを見ているだけでゾクゾクする。

何度も反芻しながら、そのうち寝落ちした。