スマホの写真フォルダを整理していて、昔のヴァリエーションクラスの動画をたくさん見返した。
手元に残っている2017~2018年あたりがとても興味深い。
その頃はヴァリエーションクラスが充実していて毎月何かしら踊っていた。
残念ながら、踊りの全体の印象は今もあまり変わらない。
ただ、脚の形が今とはだいぶ違う気がする。
内ももとハムストリングの存在がはっきりした。
脚の太さは同じくらいでも、ぽよぽよとしているのか、そこに何かがあるのか、の違いがある。
残念ながら(本日2回目)、踊りの中で使えているとは言えない。
やろうとしていることは少しは見える、その程度だ。
めったに動画を見返すことはないので、どこ行くの?!っていうくらい蛇行するマネージュや、最後の決めポーズでの尻もちなど、自分でもすっかり忘れていた爆笑ポイントにいちいち吹き出してしまう。
相変わらず背中は直立のまま手足でバタバタと踊っていて、やさしいお仲間さんはいいように褒めてくださるけれど、こっちが現実よね、と改めて思い直す。
全身を繋げる、のが大いなる目標。
今回、マシンピラティスを追加するにあたって、自分なりの目的というか目標を一度はっきりさせておこう。
バレエのため、でもあるし、バレエ関係なく自分の身体のため、でもある。
自分がバレエを快適にエネルギー効率よく踊るため、踊る感覚を実感するため、か。
たとえば、たまたまピルエットがうまく回れた時、たまたまうまくバランスが取れた時、たまたま大きく動けた時、などは全然力んでいなかったことに気づく。
むしろ気持ちがいい。
それぞれの身体の部位が正しい(あるいは自然な)位置にあって、生み出されたエネルギーの流れを邪魔しないで、タイミングよく一連の動きができた結果なのだと思う。
ティンカーベルが目の端をかすめる、と時折書くけれど、まさにそれで、チラッと正解らしきものが見える瞬間がある。
それをもっと手繰り寄せたい。
偶然ではなくて、自分なりの意図や自信を持って、音の中でできるようになりたい。
身体の機能面だけならもしかしたら究極は別にバレエでなくてもいいのかもしれないけれど、今のところその結果を味わいたい場面が私にはバレエだということだ。
なぜならバレエは音楽の中にあって、それがすべてを取り仕切っているから。
とりあえず目下、具体的なところは平背(ストレートバック)と左股関節の使いにくさの改善。
いざ。
▲懐かしの映像より、言いたいことがたくさんあるわ