バレエ団のスタジオは、普段通っているスタジオよりも当然広くて、斜めでトンベパドブレピルエツト4回が余裕だし、大きいジャンプ3回も余裕。
進みすぎないようにする加減はいらない。
すごい楽しい。
間違ったりできなかったりするけど、それでも楽しい。
手放しで上手な人たちと同じ空間で踊れるのって、すごく贅沢だ。
舞台や画面で見たりするのとは違って、受け取れるものが格段に増える。
そうか。
そうやって音取ればいいんだ。
そうやって跳べばいいんだ。
空気の揺れがそのまま伝わってくるよう。
目の前で見て、なんだか自分も真似してできそうな気がしてやってみる。
いざ!
たまにはこういう幸せな勘違いも必要。
先生が何度もおっしゃっていたことは、腰の位置を高く、(脚を動かす時に一緒について行かないように)腰を止めること。
それから呼吸。
呼吸してー!ってずっと言われていた気がする。
どこで吸ってどこで吐くのか。
振りに合わせてひとつずつ説明してくださって、全然そんなふうにやっていなかった。
吸いっぱなしで止めている?
息を吐いたらお腹まで緩んで落ちてしまいそうで、センターでは特にそうなっているかもしれない。
ピルエットの練習で、片手ずつ腰にあてて回るのがあったのだけれど、おもしろいほどにできなくて、いかに普段腕をぶん回して回ろうとしていたかがわかる。
これはまたやってみたい。
ホームの日曜クラスよりも、圧倒的に運動量が多くて、ジャンプもたくさんあるし、アンシェヌマンがどれも長め。
鍛えられそう。
また行ってみたい。
木の床は踊りやすく感じた。
もっと滑るかと思っていたけれど、湿気のせいか、むしろタンジュで引っかかりを感じるほどに滑らなかった。