鉄は熱いうちに打て?とばかりに、さっそく当たって砕けろデーの初回。

 

行ってきました!!!

アーキタンツの平日夜、レベルフリークラス。

 

レベルフリーとは、実際にはどのくらいのレベルなのか。

アーキタンツのホームページによれば、

 

“初心者からプロフェッショナルまで、様々なレベルの方を対象としたクラスです。基礎を大切にしながら、テクニックにもチャレンジしたい方、バレエを踊る楽しさを感じたい方にお勧めのクラスです。レベルフリーのクラスレベルは初級~初中級程度です。”

 

とある。

けれど、鵜呑みにはすまい。

と思って、レベルを自己申告してお問い合わせメールをしてみたら、ご丁寧なお返事をいただいた。

 

“レベルフリーのクラス設定として、講師の先生方には、「初級」と「中級」の間くらいのレベルでお願いしております。少し上のレベルに挑戦してみるのも、アーキタンツのオープンクラスの醍醐味でもあると思います!クラスを見学することも可能ですので、その際はお気軽にスタッフまでお申し付けください。”

 

スタッフさんのフォローに勇気がわく。

これは行ってもいいね、行くべきだね。

いちばん広い01スタジオで、生ピアノ。贅沢。

 

 

アーキタンツは先日の興奮冷めやらぬ小野絢子さんのクラス以来、2回目。

ここへ来るときはどういうわけだか天気が荒れる。

夜になって嵐はおさまったものの湿度が高く、むせ返るような潮の香り。

そうだ、ここは海が近いのか。

 

 

Yi Song(イ・ソン)先生のクラス。

 

ああ、本当にお噂通り、俳優のように見目麗しい。

なぜか位置取りを誤り?、スタジオの中心あたり、バーは先生のお手本のすぐ近く。

カッコ良過ぎてどこを見ていいやらどぎまぎしながら、いやいや、折角の機会だからよく観察しなければ、と結局はガン見。

 

受講者のレベルも幅広く、先生も順番を2回説明しては、わからなさそうにしている人がいないか、見渡しながら進めてくださる。

バーは苦手なフラッペを除き、なんとかなった。

 

問題はセンター。

順番はともかく、崩れてしまってもったいなかった。

空間の広さや人の多さにあおられずに、いつも通り、もしくはいつも以上に動けるようになるには訓練が必要だ。

肩下ろして、って何度も言われたな。

 

 

でも、予想ではもっと木っ端微塵になるはずだったのに、思っていたほどでもなくて、それなりの手応えがあった。

クラスの雰囲気や難易度も、周りの人たちに助けられた感じがある。

 

 

大きなスタジオのオープンクラスはたまに行くととても楽しい。

なぜなら、初めましての人ばかりなのに、そしてバレエのレベルも様々なのに、みんなバレエが好きで、このクラスが受けたくて集まっている人たちなのだ。

当たり前だけれど、その様々なバックグラウンドを持った人たちが音楽に合わせて同じ動きを息をそろえて行っている様子を見ると、ちょっと感動する。

 

今日も、バーのプリエで、とても幸せな気持ちになった。

別に、上手でなくてもいい。

いや、上手になれるんだったらなりたいし、もちろん努力はするけれど、それとはまた違う次元で、バレエが楽しい。

美しい瞬間だ。

 

 

そして、もうひとつ発見。

レッスン中、普段習っている先生お二人の声が聴こえる。

 

空耳?っていうくらいに、本当にすぐそばでいつもの注意をされているみたいに、レッスン中ずっと聴こえる。

これには自分でも驚いた。

この瞬間に主宰先生とM先生はこういう注意をするだろうな、というのが瞬時に浮かぶ。

なかなかその声の通りには修正できないけれど、自立したバレエをするのであれば、これも極めたいところ。