ブログを書く理由 | 顔面神経麻痺でもごきげんに過ごす方法

顔面神経麻痺でもごきげんに過ごす方法

2017年に顔面神経麻痺(重度)を発症。後遺症を抱えながらもゆるーく不定期更新中(*ˊ꒳ˋ*)「自分だけじゃない」そんな風に思ってもらえたらと同じ悩みの人との輪を繋いでいます。
*T大病院でボトックス。再建手術は未定
*LINEで交流してます

みなさまこんにちは。

今日は(も?)自分語りです。

 

放置気味だったブログに再びすっ飛んできて

また書いている理由です。

 

 

日記というものが不得意な私。

 

コツコツやること、過ぎたことを振り返ることに

不得手な脳の作りをしているため

きっとまた更新は遠からず途絶えます(断定)

自分のことは誰よりも信頼しています。

 

更新が途絶えても、生きている限りは

裏でひっそり待機していますので。

必要になった時はサッと出てきますので。

 

今回の出戻りのきっかけは

ある発症直後の方からのSOSから。

 

その方のおかげで皆さんにご協力いただき

「経験談」をまとめることができました。

 

今日もまたお一人の方からお寄せいただき、

マヒーズは繋がっているのね…とうれしくなりました。

 

きっかけをもらって更新することが増えた今は

同じ病気になって、あの!「恐ろしい情報不足」により

悲しい思いをする人が一人でも少なくなって欲しい…

 

そんな気持ちでいます。

 

中には私のことを褒めて下さる方もいますが

本当に、私が「いい人」なのではなく。

 

全ては私に色んな情報を教えてくれた人ありきです。

 

ご自身だって大変な中だったのに

情報不足にオロオロする私を

ネットで見かけて情報を届けてくれた人がいてこそです。

 

 

思えば、ブログを始めた頃にも同じようなことがありました。

 

右も左もわからない私にメッセージを送ってきてくれて

気にかけてくれた。

 

何もわからず自宅から近い大きな病院というだけで

初期から通院していた私に、病院の大切さも教えてくれた。

 

転院したおかげで、あれからずっと不安も不満もなく

通院し続けることができています。

 

いざ自分がその立場になってみると

自ら人にすすんで声をかけること

何かを伝えることの難しさを感じます。

 

難しいですよ。特に病気関係の情報は。

 

私はネットでもコミュ障なので

自分からどんどん行くタイプではなく

求められたものにお返事する方が多いです。

 

でも、あの時声をかけてもらったおかげで

今の私があるから。

 

回復期を過ぎたからこそ分かることがあると

言って伝えてくれた人の気持ちが今は

本当によくわかるから。

 

もらったバトンは次の方に受け渡したくて

ブログ記事を書いたり

メッセやコメントでやり取りをしたり

できることをしようと思ってやってきました。

 

そのバトンの受け渡しも完了しつつあるな…

そう思える嬉しいことに遭遇する機会が

最近増えてきたように思います。

 

発症からすでに2年以上も経過して麻痺自体が

生活の中心ではなくなった私からの発信情報は

時間が経過すればするほど過去のものとなり

すでに次第に目新しいものはなくなってきています。
 

今は、自分の想いや記憶が時間とともに

薄れてしまう前に自分が知っていることを

ネットの箱の中に放り込んでおこう。

 

そんな感じです。

 

色んな方が同じような想いで

それぞれの出来ることをやっているので

私がやっていることもそんな中の一つにすぎず。

 

ネットに上がった時点で

誰がやっているとかあまり関係なくて、

情報は自由に選択して利用してもらえたらよし。
 

要は情報にたどり着けずに、ひとり孤独と不安で

泣く人が少なくなればいいわけです。
 

もっと言えば声の高まりによって

顔面神経麻痺の治療やリハビリが

全国的に統一されて

どこに行ってもどんな地域でも

同じものが享受できるようになったら

(地域差は最も心が痛いことの一つです…)

 

そして、さらに再生医療が進んでいって

私を始め残ってしまった後遺症に悩む人が0になったら…

 

本当にそうなって欲しい…。本当に。

 

 

最後に。

 

私のことなのでぐわーっと更新が続いていても

いつまたパタッと途切れるかわからないので、

これだけは書いておきたいです。

 

私に一番はじめに手を差し伸べてくれた人。

 

その人は、「ちいさなねこ」にも優しい人です。

 

私は知ってます。

 

本当は、誰よりも強い人です。

 

その人がいなかったら

ここでブログを書いている私は

まず間違いなく存在しなかったと思います。

 

photo by 写真AC

 

優しくて強い手なのです。