私は30年以上苦しみ続けた糖質依存から、やっと抜けることができた。
そのポイントは
1.毎日2回お米を食べる
2.毎日2回プロテインを飲む
3.ストレスを減らす
この3つを同時にやったこと。
前回の記事はこちら
今回は
2.毎日2回プロテインを飲む
について。
私は糖質依存と過食で頭ん中グチャグチャだったんだけど、過食は栄養バランスが崩れているのが原因だ、ていう情報はよく目にした。
カウンセリング付きのダイエットをしたときもそういう説明を受けた。
理屈は分かるけどねー。
料理好きじゃないから、自炊で栄養バランスを整えるとか無理ゲー。
そこで栄養バランスの整ったプロテインを朝昼飲んで、夕食をたっぷり食べるっていうダイエットに取り組んだこともある。
夕食もバランスとれていることが理想だけど、最低限のバランスはプロテインで整えましょう、食事は楽しみましょうという考え方。
元々夕飯をしっかり食べたいタイプで、ダイエット的には夕飯を抜くとか軽くするのがベストだと実感していたけど、全然続けられなかった歴史あり。
ツライのよねー、夕食を抜くとか軽く済ませるとか。
朝や日中は「今日こそ夕飯を食べないゾ!」とかせめて「ちょっとつまむ程度に抑えるゾ!」なんて心に誓うのだけど。
まあ無理だったよね。
夕方になると、食べたい、食べたい、でも食べちゃダメ。
ああ食べたい、食べたい、でも・・・のエンドレス。
「ちょっとだけ」が爆食の入り口。
狂ったように、本当に「貪り(むさぼり)食う」て感じで、そんな自分をもう一人の自分が「うっわー。ケダモノか?引くわぁ」て見ていた。
食べても食べても満足しないし。
なんかもう、悲しかったなぁ。
だから夕飯をたっぷり食べられるダイエットなんていいな、と思ったわけ。
結論としてうまくいかなかった。
糖質依存も過食も収まらなかった。
食欲が落ちつくかも?と思ってもそれはほんの一瞬で、すぐに元通りだったねー。
今回毎日2回プロテインを飲むことにしたのは『すべての不調は自分で治せる』を読んで。
著者の藤川徳美さんは精神科のお医者さんで『うつ消しごはん』等の本を出していて、それを読んだ人達が県外から「診てください!」て殺到するという現象が起きたとのこと。
そこで基本的に不調というのは自分で勉強して自分で治すものだよ、遠方から来なくていいよと解説してくださっている。
藤川先生は分子栄養学をベースにしていて
1.低糖質
2.高タンパク
3.メガ量のビタミン
を軸に指導されているのね。
藤川先生的には普通の食事では全然栄養が足りていないとのこと。
私が取り組んだのは「高タンパク」。
低糖質については、先に「毎日2回お米を食べる」を実践し始めていたからこれはこのまま。
タンパク質について、まず1日2回プロテイン(タンパク質20g×2回)を飲むことから始めましょう、とあったので早速開始。
ダイエット歴が長いからこれまでもプロテインとかサプリとか飲んだけど、本当はあまり頼りたくないなぁと思っていた。
なんか薬に頼っているみたいな感覚があって。
それでも『すべての不調は自分で治せる』を読んで栄養って大事なんだなーと改めて思ったのと、食事だけで栄養バランスを整えるのは難しいかもと思ったこと。
あとは様々な症例が掲載されていて、過食症やダイエット、最重度のアトピー性皮膚炎の方が実際にどんな取り組みをされたのかが紹介されていたから、よし取り組んでみようと思ったわけ。
プロテインについては『すべての不調は自分で治せる』の中で、初めはうまく飲めない人もいると書かれていたけど、私は全然問題なかった。よかった~。
ちなみにバナナ味。うまっ!
シェイカーは100均ショップでGET。
プロテインもお米と同じく、食事が肉だろうと魚だろうとメニューに関係なく必ず摂っている。
藤川先生が「摂り過ぎは気にするな」と書かれているので、そこは気にしない。
私が飲んでいるプロテインはごく普通に市販されているプロテインで、但し「ホエイプロテイン」。
これも藤川先生が「ホエイプロテイン一択」と書かれているから。
以前ダイエットで飲んでいたプロテインはソイプロテインだった。
栄養が足りていないんだ、ガンガン入れろ!
という理論からすると、ソイプロテインではなかなか身体が整わなかったのかもしれない。
今は『すべての不調は自分で治せる』を参考に鉄やビタミンのサプリも摂っているけど、それらを始める前に糖質依存が収まった。
収まった・・といってもまだまだ第一段階から次のステップに移ったところで、この状態を安定させるにはもう少し時間が必要だけどね。
安心も油断も大敵というか。
そこまで気を張っていないけど、元に戻ってしまわないように気を付けている。
それでも第一段階から抜けることができなくて30年以上も苦しみ続けたわけだから。
今の状態でいられることが本当に夢のようだわ。
栄養って大切。
でもそれだけでは足りない。
ストレスの影響って大きいのねー。
次回は「ストレスを減らす」について詳しくお伝えします。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
※参考にした書籍
『すべての不調は自分で治せる』藤川徳美著 方丈社