玄能柄挿げ替え | 剛建巧のブログ

玄能柄挿げ替え

久しぶりに玄能(げんのう)の柄をすげ替えました。
玄能とはかなづちの事ですね。

玄能の詳細については以前記載したので今回は割愛します。



真ん中の木はウシコロシという木、両端はもらった物。
今回は左端の白カシを使う事に。



結構ざっくり造ったが、こんな感じです。はしょり過ぎ!?
過程の作業は写真の撮り忘れあせる
集中するとつい。。

ほとんどの大工は柄を自分で加工し挿げると思います、
この加工の仕方、挿げ方にそれぞれのこだわりがあるもんです。

こんな簡素な造りの道具故に奥が深い

玄能の重さ、形、ひつ穴の形状、硬度、材質、
柄の形状、材質、長さ等。。

僕のこだわりを話し出すと長くなりますので簡単に。
*幸三郎 四角120匁(450g) 
*全長1尺(約30㎝)
わずかに細めで作ります。

柄の長さは腕の長さにより決まりますので、自分に合った長さにすると良いでしょう。