取ったなぁ。


取った。


よく「年を取る事を楽しむ」的な事を言う夏木マリさんのような人がいるが年を取って良い事なんてほぼない。


その前に、夏木マリさんが年を取る事を楽しもうと言っているのかは知らない。知らないが言っているだろう。


単純に生きて経験値を重ねた分、自分の出来る事が分かってくるのでヘタを打ちづらくなるというのはある。

経験値からくる良い事はあるが、ヘタを打たないというのはつまらない事でもある。

そして、ちゃんとヘタを打つ事もある。おっさんのヘタは哀れだ。哀愁が漂う。


しかし経験値以外良い事などない。


今も謎に左の足首が痛い。


右手も謎に痛い。


変な出来物も出来るし、それを引きちぎる無謀さは若い頃に手放してしまった。


街中の脱毛広告の「白い髭のある方」というのがかすみ目に留まる。


鯉八師匠に「茶光さん歯茎が痩せてるよ!うちの師匠みたいだ!」と言われた。


鯉昇師匠は71歳だ。


良い事など一つもない。


Xの風船なんてとっくに飛ばない設定にしている。


それでも年に一度風船が上がる。


ひねくれてこじらせて年を重ねるおっさんにも「おめでとう」と言ってくれる人がいる。

年を重ねる事の唯一のメリットは出会いの数が増える事だ。


そして、自分にとって大切な人がいつ現れるかはそれなりに生きてみないと分からない。


芸と人生は続ける事に意味がある。


そう考えると、夏木マリさんは良い事を言っている。



妻と息子に祝ってもらいました。感謝。

背景を消すアプリが世の中にある事を知っているが、それを使えないところがおっさん。



引き続き茶光をよろしく。


今月最後は門戸厄神。関西唯一の会。



6月一発目は喜多見駅のカフェ!



ここで一首、

「おめでとう」の一言に「生まれてきてくれてありがとう」の意味込めて