昨日、真打昇進披露パーティーの準備を終え、最寄り駅まで春風亭昇市兄と帰る。

我々の共通点の一つに、西日暮里活ハウスで勉強会をしているというのがある。

最も大きい共通点は、顔とヒゲが濃いである。


西日暮里活ハウスとは、西日暮里から徒歩10分の場所にある一軒家を改装した会場である。

西日暮里から徒歩10分というのは、人によっては決してアクセスの良い場所ではないのかもしれない。自粛により開演時間が早まっている近頃は、立地という問題は無視できないところである。

しかし、我々がこの活ハウスに魅了されるのは単純に『女将さんがめちゃくちゃ良い人』だからだ。もちろん高座もしっかりしていて楽屋もあり落語もしやすい。

私と昇市兄は帰り道、まだまだ満員御礼とはならないお互いの勉強会についてこんな話をした、


昇『このご時世満席は難しいよね〜』

茶『自分で会やると赤字ですからねぇ』

昇『でも活ハウスはやめれないなぁ』

茶『そうなんですよ。』

昇『女将さんに満席になったとこ見せてあげたいからね』

茶『女将さんに喜んで欲しいですからね。』



お母さんに対する感情みたいになっている。

いや、私の歳でお母さんとか言ったら失礼ですけど、そこはね。

コロナ禍で始めたお弁当が大好評の活ハウス。
落語でも盛り上げていきたい。その力に少しでもなりたいと、活ハウスチルドレンは強く願っている。


そんな、昇市兄の勉強会『昇市と〇〇』は次回4/23

私の茶光独演会『茶光四席』は4/28
今回は手紙無筆の新たな形に挑戦します。

ご都合合いましたらぜひ!