取り急ぎバンクシアの画像です | 豪花舎annex(ごうかしゃアネックス)

取り急ぎバンクシアの画像です

今回入荷したバンクシアの画像を掲載致します。


6種類が入りました。5号サイズのものが4種、そして6号が2種類です。


オーストラリア大陸東海岸に自生するバンクシアばかりという、ある意味面白いコレクションになっています。環境が似ているところに育つためか、かなり似ている品種もあり、生産者でさえ一瞬ラベルを確認しないといけないものもあります。


お馴染みのものから、久々登場のもの、そして当店初入荷のものとバラエティに富んだラインナップとなっております。あなたの好みの1鉢をぜひ探してみて下さい。


各バンクシアの詳細につきましては、追々ご説明させて頂きます。
今回は取り急ぎ画像等の情報をお知らせ致します。


・ヘアピンバンクシア 5号 3,800円 5鉢




・オブロンギフォリア 5号 3,800円 5鉢




・エリシフォリア(ヒースバンクシア) 5号 3,800円 5鉢




・【初入荷!】パルドーサ 5号 4,800円 5鉢




・セラータ(ソウバンクシア) 6号 5,800円 2鉢




・マージナータ(シルバーバンクシア) 6号 5,800円 3鉢





以上です。


これだけ一気に揃うと壮観ですね。


ひとつだけ解説させていただくと、パルドーサ種は「マーシュバンクシア」または「スワンプバンクシア」という英名(ニックネーム)を持っています。


スワンプバンクシア…?というと、皆さんがご存じなのはもっと葉が大きくてギザギザしているローバー種(B.robur)ではないでしょうか。


何ともややこしいニックネームを付けたものです。


パルドーサの方も同じスワンプバンクシアと呼んでは、店主を含め皆さんが混乱してしまうと思いますので、こちらの方は「マーシュバンクシア」とあえて呼ばせて頂きます。


ちなみにスワンプ(swamp)もマーシュ(marsh)も、どちらも「沼地」という意味があります。


実際、ローバー種の方は本当に沼地のような湿ったところに自生するために、スワンプと呼ばれているんです。ところがパルドーサの方は、実は湿った土は得意ではないとオーストラリアの専門サイトでは解説しているではないですか!


水はけの良い土を好むと書いてあります…では、なぜこのバンクシアにわざわざ「スワンプバンクシア」という名前をつける必要があったのでしょうか!?


完全に嫌がらせ、または混乱を楽しむために当時のイギリス人入植者が付けた名前としか思えない、非常にミスリーディングな名前でございます。


ですので本種を呼ぶ際には「パルドーサ」または「マーシュバンクシア」にして頂けますよう、ご協力のほど何卒宜しくお願い致します。


ちなみにパルドーサはオーストラリア南東部の海岸沿いに自生しており、樹高は自生地の環境などによってかなりのバリエーションがあるようです。ほふく性から樹高4mまでと、同じ種類の植物とは思えないような違いがあります。


一般的には2~3mくらいの小型のバンクシアと考えていただいて結構です。
花も葉の姿もコーストバンクシアによく似ているのですが、全体的にスレンダーな感じです。花も細長くて、ややズングリしたコースとのものとは異なるイメージですね。


大陸東部出身ということは、日本の気候にも馴染みやすく育てやすいということがいえます。西オーストラリアに自生するバンクシアは確かに色や形が派手で奇抜なために人気があるのは事実です。

しかし、実際に管理するのが容易で育てやすいといえば今回ご紹介しているパルドーサのような東海岸出身者の方に軍配が上がることもまた事実。


地植えも可能で、サイズ的にも大きくなりすぎず実利的なパルドーサ種。
まだ誰も持っていない内に、こっそりゲットしておくのも悪くないかもしれません。