ウィーン少年合唱団ハイドンコア@ソウルアーツセンター | Boys be ambitious2

Boys be ambitious2

少年よ大志を抱け

 


もう韓国から帰って一週間が経つんですね。遅ればせながら1月27日、ウィーン少年合唱団ハイドンコア・ソウルアーツセンター公演のレポをなるべく詳しく書いておきます!

ただ、だいぶ記憶が曖昧になっている部分もあるのでソリスト名など間違っていたらごめんなさい🙇

 

 

 

 

 

ソウルアーツセンターはソウル駅ではなく南部ターミナル駅が最寄りで、仁川空港からは1時間半以上かかります。

コンサートホール以外にも大劇場やミュージアムもあり、1日目はどの建物か分からなくて苦労しました。

 

 



 

第一部、「Jubilate deo」はステージ横から歌いながら登場。日本公演でもこうした演出がありましたね。

プログラムには書かれていませんが次にCouperinの「Jubilemus, exultemus」を歌ってくれました。この曲はパリ木の歌唱が有名で、彼らの来日公演でも歌ってくれましたね。ハイドンコアも明るく爽やかな音色でした。


 

 

続く宗教曲の数々は崇高な響きで、彼らが王宮礼拝堂の聖歌隊でもあるということを思い出します。

 

モーツァルトの「Laudate Dominum」、ソロはモーリッツ。半年ぶりに聴いた彼の歌声。凄かった…。日本公演よりも声量とテクニックがさらにパワーアップしています!ソロからの合唱が最高に美しい曲ですね。

 

 

大好きなメンデルスゾーンの「歌の翼に(On Wings of Song)」で安定感のある甘いアルトソロを聴かせてくれたのはアンドレイ。声変わり途中の、カンビアータヴォイス。子守唄にぴったりの歌声です。

 

 

「流浪の民」のソリストが定かではないのですが、確かパウル、スティーヴェン、ロビン、アンドレイだった気がします。当然ながら少年合唱団でも1人1人声は違うので、それぞれ異なる声質を活かせるこの曲は特に聴き応えがありますね。

 

 

「カッコウ」という民謡は去年の日本公演では民族衣装レーダーホーゼを着て、歌いながら踊ってくれました♪韓国では民族衣装は無く手拍子のみでしたが、とても懐かしかったです。

 

 

アンコールで歌うかと思っていた「アリラン」、もう第一部で歌っていて驚きました!

 

 

モーリッツ君のソロ、美しかった…。この曲は動画でもアップされていてありがたい♪

 
 

 

 

ただこの動画を見たときに自分は「彼も少し声変わりが始まったかな…」と思ってしまったんですよ。声変わりが始まるとブレスが安定しづらく、高音よりも低い音が先に出にくくなるのはけっこうあるあるなんです。

 

ところが、ですよ。この日の彼のソロは高音から低い音まで自由自在。声変わりなんて微塵も感じさせない、完璧な美しい歌唱でした。

 

 

続いての韓国の曲でも彼のソロが光ります。あの細身からどうしてあんなに、オペラ歌手のような声量が出るのでしょう。突き抜けるような高音に何度も鳥肌が立ちます。パウル、スティーヴェン、ガブリエルも素敵な歌声を披露していました。

 

 

第一部最後はインドの伝統音楽で、西洋音楽にはないメロディの面白さを感じます。アルトの出番が多く、特にジツヒロ君の安定したアルトヴォイスが魅力的でした。

 

 

 

 

 

第2部も大好きな曲ばかり♪

 

カルメンの行進曲から始まります。日本公演のような行進の演出がなかったのは少々残念ですが、ハキハキとした活気のある歌声。

 

「ヘンゼルとグレーテル」の曲も懐かしいですね。1月26日のソロはスティーヴェン、パウル、ハーヴェル。1月27日のソロはスティーヴェン、パウル、アドリアンでした。

韓国でソリストとして覚醒していたスティーヴェン、まず歌い方が素敵すぎますね…。満面の笑みで、歌う喜びが溢れ出ています。見ているだけでこちらもハッピーになってくる♪

歌声も艶やかで声量があり、抑揚も素晴らしかった。日本ではソロがなかったので、日本から来たファン友さんたちもみんな驚いていました。

 

新生ハイドンコアは1年生も凄いのです!パウル君はもうすでに貫禄のある安定したソロを披露し、まだ小さいアドリアン君もどこかリベラのダニエルを思わせるような、幼いながらも落ち着いた優しい歌声でした。今後が楽しみで仕方がない‼

 

 

そして当日発表のソロ曲。と言っても全公演同じ曲だったみたいですが、まさかモーリッツ君の歌声でヘンデルの「Barbara!」を聴けるとは‼

 

 

 

 

 

この曲と言えばテルツ少年合唱団のソリスト、エリアス君の歌唱が有名。迫力ではさすがに勝てないものの、ノンビブラートのBarbara!はまっすぐで清らかで端麗。

個人的にはBarbara!と叫ぶところでは地声で歌い始めると頭声になる、その声の使い分けがツボでした^^

 

 

「Hail, Holy Queen」は手拍子もあり、スティーヴェンの楽しそうな歌い方が印象的。ハイドンコアはこういうアップテンポの曲も得意ですね。

 

 

ここからはウィーン少年合唱団・最新アルバム「Strauss For Ever」から「休暇旅行で」「山賊のギャロップ」「ウィーンの森の物語」「ハンガリー万歳」「トリッチトラッチポルカ」を披露。シュトラウス祭りですね♪

歌い慣れているだけあって、声量も出ています。

 

 

 

アンコール、ソウル公演では両日とも「エーデルワイス」「ラデツキー行進曲」「Silent Night」の3曲でした。

 

「エーデルワイス」ではガブリエルとモーリッツがソロ。2人とも深みのある落ち着いた歌い方。声質は違うので1つの曲でも2度楽しむことができます。

 

 

「ラデツキー行進曲」ではリシャンが前に出てお客さんに手拍子のタイミング・ボリュームなどを伝える手拍子係でした。

 

 

ジミー先生お気に入りの曲だという「Silent Night」。1月に歌ってくれるなんて‼

ウィーン少年合唱団が歌うクリスマスソング、もちろんCDや動画ではお馴染みになっていますけど、なかなかナマで聴くのは難しいんですよね。アジアツアーはいつも春か秋かこの1~2月ですから。

 

なんてクリアなハーモニーなのでしょう…。

 

彼らの歌声はそっと心に寄り添い、日々の不安やストレスから解放してくれます。ぜひ来年の日本公演のBプロあたりでクリスマスプログラムを組みましょう!クリスマスキャロルは年中無休、絶対に需要はあるはず‼

 

 

 

 

サイン会もありました♪

 

 

 

この日のメンバーはユリアン、ジツヒロ君、スティーヴェン、ジミー先生、マテオ、レオ。とてもフレンドリーに接してくれました。

 


 

韓国ツアーでは日のよって入れ替わりでみんなサイン会でサインしたようですね。

 

新生ハイドンコアは新入生が多いながらもソプラノ・アルトのバランスが良く、来日メンバーたちの成長した歌声を聴けたり新入生ながらも素晴らしい逸材が何人もいました。日本公演でも歌ってくれた思い出の曲たちを、また新たなメンバーたちの歌声で聴けるのも幸せなことですね。

好みの曲がとても多く、美しいハーモニーやソロのオンパレードで最高に楽しいコンサートでした♪ぜひ秋にやるであろう台湾ツアーにも行きたいです(*^^*)

 

 

 

 

明洞(ミョンドン)で韓国料理も食べれてよかった!



空港で食べたオムライスも美味しかった(^^)

 

 


 

2拍3日であっという間の旅でしたが楽しい思い出がたくさんできました。

 

2017年に初めて韓国に行ったときはとにかくハングルが分からず(今もですが)移動も激しかった上にホテルがなかなか見つからなくてものすごく苦労したんですけど、もう3回目ということで電車の乗り継ぎは楽々♪ソウルあたりは日本語対応していてとても分かりやすいですね。

ホテルも駅や会場から近く、2日とも同じホールだったため海外旅行ならではの大変さやスリルは全く感じませんでした。

知り合いもたくさんいらっしゃったので、日本でコンサートを聴くのとほぼ同じ感覚(笑)でもやっぱり韓国語は分からないので韓国の友人にたくさん助けてもらいました。お会いした皆さん、ありがとうございます☆

 

 

 

1月27日のソウルアーツセンター公演にはカメラが入っていて、その模様が本日放送されますよ!

 

日本でもこちらから見られるはずなので、ぜひぜひ夜更かししてご覧ください(*^^*)↓↓↓

☆韓国MBCテレビ・ホームページ☆

 

2019年2月5日(火)夜11時40分~

韓国MBCテレビ

 

時間になったらON AIRのMBCのところをクリック♪

 

1時間番組なのでコンサートから抜粋になりそうですが、とても楽しみです🎶