想定内の展開ではあったけれど、やはり無念だ。


日本代表、ギリシャにスコアレス・ドロー。つまり0-0で引き分け。


双方、勝ち点1ずつなので、最終戦(対コロンビア戦)に、決勝トーナメント進出の望みはつながった、などと言う人もいるが、もはや虚勢を張っているとしか思えんな。


「負けられない試合」と

「勝たねばならない試合」は、

やはり違うのでね。似て非なるものではない。明確に違う。


日本代表は、今日はどうしても勝ち点3,すなわち勝利が必要だった。


もちろん、机上の計算では、次回コロンビア戦に勝てば、同日のコートジボアール対ギリシャの結果次第で、日本が決勝トーナメントに勝ち上がれる可能性は残る。

が、2006年ドイツ大会も同様、緒戦オーストラリアに負けて、次戦クロアチアと引き分けたものの、3戦目がブラジル相手で、結果はまあ、ご承知の通り。

そもそも、初戦で負けたチームが決勝トーナメント進出を果たす確率は、9.7%だって言うじゃない。

今日の試合に勝って、はじめて望みがつなげた、という結論しか導き出せないデータだよ。


特に今日のギリシャ戦は、相手が前半に退場者を出して、10人での戦いを強いられたというのに、ゴールを奪えなかった。

前々から言ってるように、頼れるストライカーがいないから、こんなことになるので、その対策を万全に講じられなかったザッケローニ監督、そして上層部の責任は大きいと思う。


今、二人の俺がいる。


もはや、4年後に向けて日本サッカーをどう再建するべきなのか、と考えている俺。

それでも、今大会での奇跡を信じたい俺。


少し頭を冷やして、もう一度考えよう。