NHKのサッカー・テーマソングが物議を醸しているそうだ。


椎名林檎のNIPPONという歌なんだけど、

純粋な青

という歌詞が、純血主義を連想させるとか、特攻思想を連想させる歌詞もあるとか……


俺の意見としちゃ、聴いた限り、普通の歌だけどね。

彼女が軍歌を歌うイベント開いたとか(初耳)、そのあたりから広まった誤解なのかも知れん。


誤解というのは、サッカーの試合中に


JAPANESE ONLY


などという、超弩級に恥ずかしい横断幕を掲げた馬鹿サポがいて、それで、サッカー好きな連中はどうもアブナイ、などと見られてるんじゃないのか?ヲタと同様に。


サッカー者を自称しつつ、草野球のおじさんを罵倒したり、挙げ句「復興は不要」とかブログに書いて自爆した経産省のバ官僚もいたし。


日本人サポーター一般に対する世界の評価は、実はまったく違うんだけどね。試合の後、ゴミ拾いをして帰るサポーターの姿を、諸国のメディアが賞賛してた。


ではなぜ、椎名林檎の歌が、そこまで問題視されるのか。


一部の人の過剰反応と言えばそれまでなんだけど、やっぱり、今の日本がどんどん右傾化してる、という意識が、浸透していることの表れじゃないのかな。


解釈改憲へと突き進む安倍ネトウヨ政権の害毒が、こんなところまで流れ着いている、という話。