今回書かせて頂くお話は、
ごじゃるの、お友達のお友達のお話です。
その方が、Facebookにあげていらっしゃったのを、
友人が教えてくれました。
本当は、そのまま、読んで頂いた方が皆さんににも
伝わるかと思いますが、
それにはちょっと気が引けるので
ごじゃるの言葉で、まとめたものを下記に記載します。
ーー
父は大兄弟の末っ子で上の兄弟は戦争やら病気やらで
ほとんどが既になくなりました。
11月にさらにひとりの姉がなくなった時、
あまりに寂しそうな父をみて
1月に両親と娘をつれてハワイにいこうと一念発起しました。
年末には、父の調子が悪くなり、
一度は中止を考えましたが、
少しよくなり、最後のチャンスかもしれないと思い
強行する事にしました。
私はもうずっと胃の痛む思いで、ハラハラ・・・
というのも、ハワイ計画はこれで2度目だったのです。
1度目は、
出発の直前にNYのテロが起き、泣く泣く中止しました。
だから、
今度こそ、親をハワイに連れて行ってあげるという
夢が叶えられるだろうか、
そう想い、どきどきでした。
そして、1月、出発の日の朝、
電話がなりました。
ずっと入院していた伯母がなくなったと。。。
嫌な予感はしていました。
伯母は独身で、その伯母の喪主は父でした。
海の見える部屋、
飛行機の便、
花火の見えるレストラン・・・
疲れないように、でも大事なポイントは外さないように、
完璧なスケジュールも立てた。
でも、、、、
どこかで、行けないような気もしていた。
強行しようとしていたのは、
様態が安定していたからという理由もあったけれど
何よりも、1日も早く連れて行かないと、という
私の焦りがありました。
でも、そもそも、数年遅かったのです。
それに気付きながら、自分が親孝行であるという証拠を残したいが為に
無理矢理計画したんです。
これから、両親に何をしてあげれば良いのか・・・
そもそも、何かをしてあげることが自分にできるのか・・・
その勇気があるのか・・・
自分に自信がなくて、悲しい・・・
もし、あなたの親がご健在なら、
一番望む親孝行をなさってあげてください。
ご両親の為に、なにより、あなたのために。
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多少、表現を変えたり、はしょったりしていますが、
原文をもとに書かせて頂きました。
私は、友人の友人を直接は知りませんが、
このお話を伺って、
一生懸命計画して、連れて行ってくれようとしてくれた
そのことこそが
ご両親への一番の親孝行になっているんじゃないかと
感じました。
私が親だったら、きっとそう思います。
それでも、本当の辛さはこの方にしか分からないけれど、、、
何もしていない自分に比べたら、
自分に出来る事をやろうとした自分は、
すこし、ほめてあげてもいいと、思います!!!
と、この方につたえたい・・・
この方が身を以て体験してくださったことを、
少しでも、色んな人に知ってもらって、
同じように涙する人が減ってくれれば、
すこしでも、この方の心は救われるでしょうか。
そう願っています。