ポスターを見た瞬間、「あ、これは観なくては」と思った。
多分そうゆう「引き」って映画とか読書とか場所とかイベントとか、
自分が直感的・・・潜在的に「必要」と感じているときに
ビビビとくるものだと信じていて、今回もそれ。
予備知識のないまま、見始めたらがっかり、どん引き。
タイムトラベル系の物語は大嫌いなのです。
時間が戻れたら、過去をやり直せたらこんなに悩んだりしない。
非実現的だし、ずるいし、なんかとてもむかつくのです。
きっと私の心の中に一つだけやり直したい瞬間があって、
ずっとそれに引きずられて生きているからこそ、
タイムトラベル的な話には、感情的に反論したくなるのです。
でも、タイムトラベル的な話とは別に、
心に残る良い映画でした。
自分勝手にタイムトラベルする主人公には気持ち悪さがあったけど、
エンドロールの余韻のときに、わたしが思ったのは
「今、この時代に一緒に生きている人を大切にしよう」
「毎日が単調でつまらない日々でも、少し余裕を持って面白可笑しく生きよう」
っていうこと。
お父さんが教えた、「同じ一日を二回生きること」のシーンは良かった・・・。
下を向いていたり、惰性で過ごしていたり、忙しいとか時間がないを言い訳に生きていたら
そこにあるはずの瞬間を見逃してしまう。
そこに生まれるはずの笑顔を流してしまう。
もっと肩の力を抜いて、もっと前を向いて、もっと笑顔で生きよう。
そうすれば、もっと幸せになる。
幸せに出来る瞬間は沢山あるんだってこと。
タイムトラベルの話だったからこそ、
現実世界の「二度と戻ることがない一瞬」が
この映画を見た者の心の中に強く刻まれたような気がする。
わたしの戻りたい瞬間だってそう。
もう戻れない。
どれだけ思っても、もう戻れない。
受け入れるしかない。
しかないというか、
過去に溺れてしまったら、今を見失ってしまう。
幸せに出来る瞬間をなくしてしまうなんて、もったいない。
楽しい事、面白い事、キラキラしている事は、
自分次第でいくらでも見つけることができる。
その発見の数だけ、わたしは笑顔になれる、幸せになれる。
愛しい、と思える瞬間を沢山みつけていこう。