ばかみたいにさみしいのに
よびたいひとはいない
Y
どうするつもりなんだろう
明るい未来も想像するけど
そんな未来なんて
来るはずないと思う自分もいる
いままでうまくいかなかったじゃない
あなたはひとりでいきていくべきなのよ
そうかな
この押しつぶされそうな寂しさを
抱えて一人で生きていける気はしない
そして
この弱さをそのままさらけ出せる
そんな相手と共に生きられる気もしない
強がらなきゃ
強くなきゃ
強がらなくていいのは
心からやさしくできるのは
かわりに死ねるのは
今のところ両親だけで
泣きたくなる
いや 泣く
寂しいよ
だれもいなくならないで
だれもいなくならないで
死なないで
あたしより先に死なないで
煙草をすえば親より先に逝けるのかな
でも
親不孝だよねわかってる
親より大切なものを見つけなきゃいけないのかな
そんなものあるはずないよ
お父さん
お母さん
そばにいきたいよ
21にもなって泣くあたし
離れられないのはあたしのほう
眠るまで手を握っててあげたあたしはたぶんどうかしてる
あの人は多くを手に入れすぎた
いつか破綻しても私はもう関係ないから
やっと猿を卒業できた
ヤりたい盛りはもう過ぎた
本能より理論を
あなたに抱かれても私が傷つくだけだから
何でも話して と皆が言う
僕はそのたびに居たたまれなくなる
心配されたいわけじゃないんだけど
上手く話せる自信もない
あたしは話してる途中で全部取り繕ってしまう癖があるから
何も話さないことで それを守ってる
人に話せばたいしたことないことで悩んでるのはあなたと同じなんです
ほんとどうでもいいことなんだよ
友達とやっちゃったとか
寂しくて仕方ないけど人がいたらいたで面倒くさいとか
部屋が汚いとか
自分のやる気の無さが嫌になるとか その程度のことなの
だから心配しないで
悩んでる自分は嫌いだけどこれが自分だから 仕方が無いんだよ
気の抜けた炭酸飲料を冷蔵庫から取り出して
少し飲んでも気分は晴れない
ぼんやりとしていても時間は流れる
怖くて仕方なくなってくる
隣で笑う君だって
いつかいなくなるのに
どうして笑えるの
いつかいなくなるのに
なにもかも忘れたい
忘れさせて欲しい
出会ってよかったなんて思えない
君といるとすべてが怖い
なくしたくないから「時間がとまればいい」と言った
君は照れた
長すぎるんだたぶん
たまに忘れるくらいに
長すぎるんだたぶん
君がいるから思い出すんだ
陳腐