ハーセプチンとは?

http://www.e-pharma.jp/dirbook/contents/data/prt/4291406D1029.html


毒でも劇でも無い、分子標的治療薬。

副作用が少ない新しいタイプの抗がん剤。


wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%84%E3%82%BA%E3%83%9E%E3%83%96


HER2陽性乳がんの場合のみ使う事が出来ます。

術前化学療法における使用については、2011年11月より保険適応となりました。

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二回目の受診時に主治医から頂いた冊子より。
『乳がんとインフォームド・コンセント 適切な治療を受けるために』

順天堂医院 乳腺センター編

監修:霞 富士雄


◇トラスツズマブ◇

 乳がんがつくるHER2というタンパク質(細胞の増殖を促す受容体)に特異的に結合することでHER2タンパク質の働きを抑え、抗腫瘍効果を発揮し、副作用が少ない新しいタイプの抗がん剤(分子標的治療薬)です。HER2タンパク質が過剰に発現している“HER2陽性”の乳がんに対して使用されます。単独で使っても有効ですが、他の抗がん剤と使用することで効果が増大します。

 わが国では、以前は転移を伴うHER2陽性の乳がん(再発または進行例)の治療にしか保険上の使用はできませんでしたが、欧米においてより早期の手術施行例の治療に組み合わせることで、著明な効果が認められたことから、わが国でも2008年3月より根治手術施行後の化学療法における使用が保険適応となりました。

 タキサン系薬剤やホルモン療法剤との併用は問題はありませんが、本剤は心臓への副作用があり、ドキソルビシンなどのアンスラサイクリン系薬剤を併用すると、アンスラサイクリン系薬剤の心筋障害が増強するとされています。ただし、米国を中心に実施された臨床試験において、本剤とアンスラサイクリン系薬剤を併用した術前治療(PST)で、著明な病理学的効果(がんの病理的消失率:pCR)が得られています。術前の化学療法における使用については2011年11月より保険適応となり、今後は本剤の術前治療や術後治療における効果が期待されます。


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ハーセプチンを始めるにあたって、主治医から頂いた冊子。

初診でステージⅢa、若しくはⅣ。ゆるゆる乳がんとの共存生活。




これまでの検査の記録を残しておこうと思ったが…あせる

記憶って、こんなに曖昧なの??ガーン

それとも、流れが早過ぎて気持ちが追い付いていないの??ショック!

手帳に残してある記録を書いておこう。



1初来院。初診の日に行った検査
 リンゴマンモグラフィー
       右矢印診察前に済ませた。
 いちご超音波検査(エコー)

 バナナ穿刺吸引細胞診


初診で、先生より『悪性の可能性が高いです。』と言われた。
二回目の受診で、告知される。


2二回目受診の日に行った検査
 にゃー採血・採尿
 ドキドキ心電図
 合格呼吸器機能
 ネコ胸のレントゲン


3一度目の入院時に行った検査。
 あじさい心臓、循環器エコー
 黄色い花胸部レントゲン
 ヒマワリ骨シンチ
       骨に転移していないか調べる検査
 ブーケ2CTスキャン(胸部・下腹部) 
     造影剤使用


せっかくなので、可愛くしてみましたニコニコラブラブ






術前化学療法を始めるにあたり、8月2日に入院。

その日、中心静脈カテーテル・ポート留置手術を局部麻酔で行った。


しか~し!!

私の血管は細過ぎてカテーテル挿入出来る血管がなかなか見付からない叫び

結構、深いところまで探していた模様…( ̄Д ̄;;


麻酔を追加、追加、何度追加しただろう。


細いカテーテルが届き、チャレンジするもやはりダメだった汗


この日は手術を断念。

2時間くらい掛かっていたのかしら。

病室で待っていた両親が、なかなか終わらないので心配していたらしい。


最初の抗がん剤投与は、左腕の抹消血管から投与する事になった。


しか~し!!

ここで二度目の波乱が起こる。


最初の4クールはEC療法(エピルビシン+シクロホスファミド)の予定だった。

赤い色のエピルビシンは順調に投与終了。


シクロホスファミドを投与し始めて直ぐに身体にアレルギー症状が起こり、速攻投与中止( ̄□ ̄;)!!


結局、EC療法は中止となるのであった。


何のための入院だったんだろーーはてなマーク

と云うか、私、これから大丈夫なのか!?叫び

と不安にかられた最初の入院であった。


乳がんライフの始まりは波乱万丈であったことよ(笑)


2回目の入院は8月23日。

仕切り直しのカテーテル・ポート留置手術は、全身麻酔でやって貰えるようにお願いしたのであったしょぼん


8月26日、無事に全身麻酔にて手術を終える。


抗がん剤はアブラキサンに変更と告げられる。


投与日の数日前に私の乳がんがHER2陽性である事が分かり、ハーセプチン追加。


アブラキサン+ハーセプチンを8クール行う事となる。



『乳がん百科』

抗がん剤療法

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/breast/treatment/201302/522636_2.html


分子標的療法

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/breast/treatment/201302/522629.html