参考URL:https://www.nikkansports.com/baseball/news/202009030000850.html
ステルスとは、「航空機・ミサイルが敵のレーダーで早期発見されないようにすること。」
結果的に盗塁が試合を決めるプレーとなった。
7回裏、2アウト1,3塁で1塁ランナーの場面で、
1塁ランナーの陽川選手が2塁へ盗塁を決めた。
これにより1塁にランナーはいなくなった。
3塁にランナーがいる時点で。暴投は避けたい場面が続く。
1点リードしているとはいえ、一打で逆転される緊迫する場面に変わった。
ランナー2,3塁となって、ピッチャーのマクガフ投手は、
投球のセットポジションに入る。
しかし、その後、1塁へ牽制。
途中で気づいたのか、牽制球は1塁ベースからライト側へワンバウンドでファールゾーンへ転がる悪送球となった。
野球規則では、ランナーがいない塁に牽制すると「ボーク」になるので、この時点で同点。
さらに、悪送球でボールが点々としている間に、2塁ランナーの陽川選手が勝ち越しのホームを踏んだ。
これが決勝点。
おそらく、マクガフ投手は、1塁ランナーの陽川選手が、2塁へ盗塁したことに気づいていなかったかもしれない。
また、盗塁したことを把握していたが、バッター勝負への意識が向いていて、
盗塁された後にランナー有無の状況を目視確認していなかったのが原因かもしれない。
2塁へ盗塁された後、マクガフ投手は「そういえば、1塁にランナーがいたよな」
と頭によぎって、牽制!
牽制する瞬間、「あ、ランナーいない!!」と思ったが時すでに遅し。
ヤクルトの投手で過去に、ルーキという投手が敬遠暴投で決勝点を献上したしたことがある。
2017年5月21日の試合で、この試合も阪神戦(@神宮球場)だった。