参考URL:https://full-count.jp/2020/04/19/post754161/
最短距離でバットを出すって、分かっているようで分かっていない気がした。
元プロ野球選手の新庄剛志氏が、
埼玉西武ライオンズの山川穂高選手のバッティングを参考にしているようだ。
ホームランバッターのスイングも
「高いバットコントロール技術」があるからできていると思う。
山川選手にはそれがある。
野球ファンが、打ち方を真似する場合、
好きな選手や、好きなスイングをベースに考えると思う。。
自分が大学時代に野球をやっていた時は、以下の選手のスイングをマネしていた。
※()書きの球団名はマネを始めた当時の所属球団
・小笠原道大(巨人)
・大道典嘉(巨人)
・青木宣親(ヤクルト)
1人目は小笠原選手。
「好き」を起点にして、構えやスイングをマネしてみた。
【結果】
小笠原選手のスイングは自分では現実的に厳しかった。
バットを「振る」というより、バットに「振られる」。
次にマネしたのは大道選手。
野球やっていた時の背番号は「44」。
2008年の6月21日、東京ドームで行われた巨人vsホークスの試合。
ホークスが初回に挙げた1点のみを守り9回裏に突入。
2アウトになったところで、巨人は大道選手を代打で送る。
3ボール2ストライクとなったが、レフトへ同点ホームランを放つ。
大道選手のこの活躍を目の当たりにして、バットを短く振るようにしてみた。
【結果】
コンパクトにバットは振れるが、アウトコースが打てなくなった。
そこで、片手1つ分バットのグリップから話して握るように改善した。
※大道選手が引退後に出版された本には、バットは通常よりも長いものを使用していたとのこと。
通常のバットを使用していた自分の場合、アウトコースのボールを捉えきれない理由が分かった。
当時、新時代の安打製造機だった青木宣親選手をマネして、バットをグネグネ動かしてタイミングを取るようにしてみた。
同時に重心を下げて、「下半身で打つ」ことも意識した。
「Get sport」という番組の特集で、青木選手が「自分をコマの軸のようにして打つ」と発言していた。
【結果】
バットを振る前に腕が疲れてしまった。
腕をグネグネするのは排除して、「下半身で打つ」ことだけを意識した。
同時に下半身を中心としたトレーニングも敢行。
上半身のウエイトは排除。まずは、下半身を強化することに徹した。
これらの練習を積み重ねたこともあり、自分のバッティングの型が出来上がった気がする。
今でも、バッティングセンターで打つ時に「下半身で打つ」ことを意識している。
打ち方や構えは十人十色だが、バッティング上達の本質を見抜く(抽象化)ことができれば、
スキル向上は速くなるかもしれない。