6/4の楽天vs巨人の交流戦。
終盤の攻防が白熱した。
8回裏に楽天が新戦力の浅村のホームランで勝ち越しに成功。
しかし、9回表に巨人がこちらも新戦力のビヤヌエバの逆転2ランで試合をひっくり返した。
ホームランを打たれたのは楽天の抑えの松井。
ビヤヌエバは中日の左腕、大野と対戦した時には2本ホームランを放っている。
今後、左腕が先発するときは、スタメン出場するかもしれない。
だが、ここまで17回も逆転勝利をしている今年の楽天イーグルス。
一部では「逆転イーグルス」と言われるほど逆転勝利のイメージが定着している。
9回裏には新守護神の中川が登板。
ランナー1,2塁のピンチを招くが、キャッチャーの小林が好守を見せた。
バッターが投球に合わせて、バントの構えからバットを引いた。
そして、捕球後2塁へ送球し2塁ランナーをアウトにした。
ラジオで中継を聴いていて、解説者曰く、「バッターがバントでファールにする必要もあった」とのこと。
際どいボールゾーンの球だったが、2塁ランナーは重心を3塁方向に向けている。
先の塁への意識もあり、帰塁が遅れる傾向にあるので、
個人差はあるが、バントで転がせるコースでバントの構えをしていたら、
ボールゾーンでもいいからバントをした方がよさそうだ。
最近のプロ野球ではバントをする機会も減ってきているから、
ここぞの場面でそういうミスが起こりそうだ。
好守を見せた巨人の小林は、
配球に関して酷評を受けていたが、肩とスローイングは球界一。
試合の方は、そのまま無失点で切り抜けて巨人の勝利。
中川は2試合連続でセーブを挙げた。
ちなみに、巨人が逆転できなかった場合、
敗戦投手が高木となるはずだった。
実はプロ入りしてから連続登板機会の無敗記録の保持者(継続中)
コアな野球ファンは試合の結果より高木の記録の方にフォーカスしていたかもしれない。