明日からCSが始まる。パ・リーグのCS第1ステージは、西武ライオンズと千葉ロッテマリーンズのカードと
なる。
2010年も同じカードがあって、そのときはロッテが西武を下した。
2010年のロッテは、公式戦の残り3試合を1試合でも落としたら、CSに進出できないという緊迫した状況を
乗り越えてきた。滑り込みで3位に浮上したのと、失速で3位になったのとでは、チームの雰囲気も違うの
だろう。
一方、2010年の西武は首位を走っていたが、失速で2位になった。今回は進撃の「西武」となって、2位に
浮上した。
劣勢と思われるロッテは、初戦に先発するであろう古谷投手が重要だと思う。西武打線は片岡・中村の両
選手が戦列復帰し、右打者が強化されているが、唯一チームで安定している投手。「テンポの良い投球で
勝利を呼び込めるか」がポイントだ。
もちろん、西武も4番の浅村選手を筆頭に打線が好調だから、相手の先発をKOさせることもありえる。
進撃の「西武」か、それとも3位からの下克上を謀る「ロッテ」か。