つい先日 実の妹様を亡くされたばかりの女帝さま
暫くは 元気も無く 心配しましたよ
一番仲の良かった妹さんで 嫁も随分可愛がって貰ったので
女帝様の傷心ぶりと 気落ちは痛いほど伝わりました
ところが 昨日 今後は義父の妹さんが亡くなり
女帝様は もうハラハラ泣いたり 哀れんだり
それでも 本家の嫁としての 勤めを果たさなくては成らないので
泣いてばかりも居られません
香典は
お供え物は
はたまた 弔辞は誰にお願いしようか
等など
で明日は午前中から叔母の家に行くと言う女帝様
先日の台風
で 叔母の家は 目前の川が氾濫し
家への道は陥没し
家へ帰路の手段は 山道をグルッと回ると言う
女帝様 おそらく お通夜も泊り込むだろうし 体力温存しないと
又 フラフラしてしまうので 送って行こうと
「お母さん その道はどの位の細さなの?私の車で通れるの?」
と伺うと 女帝様 腹抱えて笑う
「あ~~無理無理 あんな大きな車は通れないわ」
そうかぁ
やっぱりな。。。。
では 近くまで送って行こうかと提案すると
「良いの 良いの 昔は
で行ったものよ。あれくらい
いて行くわ」
とどうしても 結構と仰る
いつもならば 遠まわしに 送って欲しいと訴える女帝様
今日はおかしいぞ
確かに 車がデカイから無理なのは分かる
しかし おかしい


謎は直ぐ解けた
この一言でだっ
「あの人たちがこちらに用が有るようならば ついでに私を母屋迄 迎えに来てくれると良いんだけれど」
これは 間違いなく 亡くなった叔母の息子夫婦に電話をして 遠まわしに頼むつもりだ
頼む。。。。嫌 断れない事を承知で 追い込むのだ
それが分かって居るから 嫁が何とかして 送って行こうと思ったのに
まぁ仕方無い 今日は嫁も頼まれた用事もあるし 後日お礼とお詫びをあちらのお嫁さんに言いましょう
「では お母さん 無理をしないで 又お通夜で夜明かしして 告別式にフラフラすると困るしね」
というと 有難う 分かって居るよ と玄関を降りた
こう呟きながら
「あんたみたいに 山道慣れない人が運転なんて無理だよ
そもそも 危ないし それなら歩いていった方が安全だもの」
とても 親切に笑いながら そう言い残し お出掛けに成られた今朝
確かに 言われなくとも嫁もそう思う
もう直ぐ お彼岸なのに 新聞やテレビで
親戚のお通夜に送って行った 嫁と姑が崖から転落
と報道はされたくないし
そんな訳で 明日女帝様は 本家の嫁として 亡き義父の名代としてはせ惨状します
しかし おかぁさま 歩いて行かれるのは結構ですが
あの道は 通れると仰いますが 端っこは歩かないで下さいね
万が一 又崩れると困りますので
強烈キャラで お化け野菜を作っても 食の押し売りをしても
貴方が私達家族の中では 唯一残った 親 ですから
元気で長生きしてくださいね
でも 女帝様が最近ポツリと言う
長生きは有り難いし まだ やる事が一杯あるので死ぬわけには行かない
とは言え
自分より若い人を 次から 次へと送り出し 残るのも辛いわ
そうですよね
長く生きるという事は 人生の逆を見る機会も増えてくるのでしょうし
話し相手が減っていくのは 本当に寂しいと思います
誰かが亡くなる度に 嫁の実母の事を思い出し 泣く女帝様
母同士仲が良かったので 未だに 嫁の母が生きていてくれたなら
一杯 話しも出来たし 二人で泊まりにも 行けたのに
話し相手が居なくなって寂しいと 口癖になってしまった。
それでも 女帝様
ご自分が生きて居る事が辛くなるまで 私達を振りまわして 笑わせて欲しいです