食品の裏側 | 隠れ駐妻酒とバラの日々

隠れ駐妻酒とバラの日々

※ブログタイトル変えました。

気づけば渡英6年目。キラキラ駐妻ライフとは縁遠い四十路子持ちのイギリス生活です。

この本を読みました。



読み手の立ち位置によっては添加物の危険性を語るのことに重点があるように思ってしまいそうだけど、私としては普段何を食べてるのかもっとよく見てみよう、という話で概ね納得できる内容でした。


ただ、最後の方で母親は家族に加工食品を食べさせた時は「ごめんなさいの気持ちを」と書いてあった点には、普段から職場でも私生活でも子供絡みで謝ることが多い母親たちに更に謝れというんかい、ごはん作るより子供と過ごす時間が大事な場合もあるがな!と思ってしまいました。

が、それはこの本の趣旨とは外れてる感想だなと後で冷静さを取り戻しました真顔



さて。

私はイギリスに来てほぼ自炊をするようになりました。

なぜなら出来合いのものを買っても美味しくないし美味しいものは高い。よって作るのがコスト面でも味面でも一番満足度が高いので。


そんな私がこの間日本に一時帰国した時、コンビニやスーパーのお惣菜を何度か書いました。


が、美味しくない。


いや、初めのうちは「あ〜懐かしい〜便利〜なんでもある〜すんばらしい〜」とキラキラして見てたのですが、食べてるうちに段々何を食べてもなんとなく同じ味がするというか、本当に美味しいかと聞かれればうーん、、と口をつぐみたくなる感じがしました。


「日本にはこんなのもあるよ!」と友達が教えてくれる便利なチューブ系調味料はしょうがやニンニクはさておき青じそとか色々ありまくって驚いたものの、原材料を見るとタイトル以外のものも色々入ってるし、味わってみるとさほど美味しくもない。


死ぬほど種類豊富なドレッシングも果糖ブドウ糖液糖が入ってるものが多かったり。


日本。確かに便利なんだけど、便利さを求めすぎやしないか。日本の「少しでもより良いものを!より便利に!」な精神は本当に素晴らしいと思うけど、多少不便でも無いならないでなんとか済ますとか、諦めるとか、まあいっかで終わりにするとか。


その辺のざっくりした精神があったら食に限らず色んなことが。逆にもっとやりやすく暮らしやすくなるんじゃないか、、と思ったりしました。