5月8日は映画プロデューサーの鵜久森典妙さん

映画監督の高橋一郎さんの追悼会「どっこいショと時代を映る」@いちばきゃらりぃ侑香へ



鵜久森さんは弁士・井上陽一さんの活弁公演を長年プロデュースされ二人三脚で活動してこられました。
高橋一郎監督は、映画「井上陽一の世界」の監督もつとめられた方です。

お二人はもうお一人、保木政男さんと共に
映画製作委員会を立ち上げられ
「24000年の方舟」「風ものがたり 食と農と環境」などドキュメンタリー映画を数々制作し
神戸からメッセージを発信し続けられました。
どの作品も「人間よ、これでいいのか」と鋭く問うものばかり。
残った作品が今でも私たちを問うています。




私は活弁の時の鵜久森さんしかほとんど知りませんでしたので
お若い頃の写真や活動の様子をみて
私の知っていた鵜久森さんは、これまでの鵜久森さんであり
ほんの一部でしかなかったのだなぁと実感しました。



活弁と鵜久森さんと井上陽一 弁士の思い出話を少しお話しました。
いちばぎゃらりい侑香では、井上先生、鵜久森さんと
「瀧の白糸」のお稽古をした事もあり、思い出すと胸がいっぱいに。
改めて、お二人が残して下さったものを大切に
私なりに繋げてゆく事を誓った次第です。

壁にはぐるり一面、思い出の写真や新聞記事、資料が展示され
お二人を思う優しい皆さんの想いに満ちた会でした。





それにしても、3人そろって同じ年に逝ってしまわれるなんて…
今頃きっと空の上で美味しいお酒を呑んでおられることでしょう。

この会を主催された三木啓子さん、いちばぎゃらりぃの玉川侑香さん
この会にお招きを頂きありがとうございました。