三条駅を撮影後、宿に戻り朝食と朝風呂。

かみさんから彌彦神社と道の駅のリクエスト。

昨年同様、越後平野を横切るように彌彦神社へ。

参拝を済ませ、近くの道の駅に。かみさん目当てのコシヒカリは令和4年産で30kgが13,000円!断念し、少額の土産を購入。昼前に高速に入る。

昨年は新津で火災のため通行止に。1時間余り黒埼ー亀田間を右往左往し、やっとの思いで宿へ。

今回は順調に磐越道に入る。早く家に帰りたいが、ここまで来たら、寄りたい駅がある。喜多方以西でわずかに残る木造駅舎の鹿瀬駅だ。

津川ICで降り、鹿瀬駅に向かう。阿賀野川を渡り、ループ状の道路を進むと駅に到着。

駅に着くや否や踏切の音が…。慌てホームへ。
会津若松行が入線。何と乗降客は0。
かつての急行停車駅も見る影もない。
会津若松行が発車。相変わらずの静寂さ…。駅舎に戻る。夏草が生え放題。
待合室に入る。
シャッターが降りて、圧迫感を感じる。
脇の扉から外に出る。
珍しくかみさんが近くに架かる橋に行く。
その間に駅舎を撮影。

なぜか正面の入口は封鎖されている。
大きく『鹿瀬駅』と書かれた駅名標。
そして、なぜか置かれているカエルの置物。
さらに犬のシール。犬を飼っていたのか?
移動すると今度はモニュメントが現れる。
鹿瀬~日出谷間に架かる旧深戸橋梁だそうだ。
それにしても、『新潟水俣病』の原因となった昭和電工の工場最寄駅として栄えた面影はほとんどない。企業や工場が縮小・撤退した町の末路を間近で感じた。鹿瀬駅駅舎の運命もいかほどばかりか…。
ともあれ、無事に鹿瀬駅の撮影を終え、安堵したのであった。