映画『カレには言えない私のケイカク』


■あらすじ
ニューヨークでペットショップを経営する独身女性ゾーイ(ジェニファー・ロペス)は、いつまでたっても現れない運命の男性を待ち続ける人生をやめ、結婚の代替案“バックアップ・プラン”として未婚の母になることを選択する。
ずっと望んでいたベビーを授かろうと人工授精に初めて挑んだ帰り道、同じタクシーに同時に乗りこんできたスタン(アレックス・オロックリン)と出会う。
運命のイタズラか、初めてのデートでスタンへの愛情が芽生えはじめたその夜、なんとゾーイは人工妊娠に成功していた!
スタンを失いたくないゾーイだったが、成り行きの初エッチの直後に意を決して告白。
お腹の子が双子だと知り、さすがに動揺を隠しきれないスタンは卒倒…。
ママになる夢がもうすぐ叶うゾーイと、心の準備もできないままいきなり双子のパパになってしまうかもしれないスタン。
そんな現実に直面した二人は、果たして幸せをゲットすることができるのか…!?!?

■レビュー
素直に笑えます。
ラブコメだけのテイスト盛りだくさんかと思いきや、感動できるラブストーリー面も・・・。

人工授精をコメディにしてしますところがアメリカ的ですね!
なんか一歩引いてしまう趣旨ですが、ですがですが笑ってしまいます。
しかも偶然出会うスタンが超イケメンなわけだ。
いやいや主人公のジェニロペも超美人なんですよ。実年齢は42歳だそうです・・・。
えー!?あの美貌で42歳!?
そんなジェニロペが股を広げるシーンがあるんですが、そこまで・・・と思っちゃいました(笑)

運命の出会いをあきらめ、自分自身の人生を歩むべく人工授精にふみ切ろうとした、いやふみ切った途端に運命の出会いが・・・
しかもその相手は超イケメン・・・
しかも内面も超イケメン・・・

しかしさすがの内面イケメンも一発目のエッチで子供が誕生、しかもその前に人工授精ですでに身ごもっていたわけだから色々と戸惑うわけですよ。

そのなカレとの迎えるラストとは!?

最後まで笑いましょう。


監督:アラン・プール
製作:トッド・ブラック他
脚本:ケイト・アンジェロ
ゾーイ:ジェニファー・ロペス
スタン:アレックス・オロックリン
クライブ:エリック・クリスチャン・オルセン
『食べて、祈って、恋をして』


■あらすじ
ニューヨークでジャーナリストとして活躍するエリザベス(ジュリア・ロバーツ)は、離婚と失恋を経た後、すべてを捨てて自らを探す旅に出る。
イタリアでは食の快楽を追求し、インドのアシュラムでは精神力を高めるべくヨガと瞑想(めいそう)に励む。
そして、最後に訪れたインドネシアのバリ島では、彼女の人生を大きく変える出会いが待っていた。

■レビュー
非常にスローリーなお話。男には理解しにくい展開ですね。
自身の結婚生活に疑問を感じ、長年の結婚生活に終止符を打ち、新たな人生を歩もうしていた時に一人のイケメン舞台俳優と出会う。
それをジェームズ・フランコが演じているわけですが、さすがのイケメンっぷりですね。
そんなカレとも年齢差もあり、どうも上手くいかず、結果別れることに。
そして、新たな自分を求め、イタリア~バリ島へと旅をする。

イタリアでは、語学を学び、食べ物に舌鼓していくわけですが、その風景は何とも優雅。
イタリア人は話す時のジェスチャーが重要なんですね。
手を大きく振ったり、指を噛んだりと・・・
そういえばイタリアのサッカー選手もジェスチャー豊かですよね。それって御国柄なんですね(笑)

『何もしないことの喜び』

イタリア人からしたら日本人は働きすぎって言われてしまうかも。
そんな表現で讃える自由を好むイタリア人。
食べ物は食べ物で、昼間からワインを片手にピザをいただく。
なんて優雅。

『好きなものを食べて、明日オーバーサイズのジーンズを買う』

話の中でのエリザベスのセリフですが、体系を気にせず、したいことをするんだという人間本来の指針を表現するセリフですよね。
なんか共感できちゃいます。
食べすぎはあれですが、自分の欲求を押させてまでダイエットしてる女性に男性は興味を引きませんよね。
ありのまま表現している女性が男性は好きなんです。

そんなイタリアでの優雅な日々を過ごし、一路バリ島へ。
バリ島はジャーナリスを勤めていた時に訪れた場所で、そこでの再会が彼女に転機を起こす。

パビエル・バルデム演じるフェリペとの出会いが彼女を変えていく。
ええ演技してますバルデム。
めっちゃ男前なわけじゃないんですが、ほんと男らしい男なんです。
たとえるならラッセル・クロウ的な俳優。ラッセル・クロウに少し色気エッセンスを足した感じですね。

最後までの展開には何かとトラブルが起きるわけですが、最後は見てのお楽しみです。

私は基本的にラブストーリー系が好きなタイプですので、全然楽しく見れましたが、
ほんとは女性にオススメの映画かもしれませんね。

食べて、祈って、恋をして
Eat Pray Love
監督 ライアン・マーフィー
脚本 ライアン・マーフィー
ジェニファー・ソールト
製作 デデ・ガードナー
製作総指揮 ブラッド・ピット
スタン・ヴロドコウスキー
ジェレミー・クライナー
役名 俳優 日本語吹替
リズ・ギルバート ジュリア・ロバーツ 佐々木優子
フェリペ ハビエル・バルデム 江原正士
デヴィッド ジェームズ・フランコ 加瀬康之
スティーヴン ビリー・クラダップ 藤原啓治
リチャード リチャード・ジェンキンス 西村知道
デリア ヴィオラ・デイヴィス 上村典子
アンディ マイク・オマリー 谷昌樹
ウェイアン クリスティン・ハキム 林りんこ
ジョヴァンニ ルカ・アルジェンテロ 岩崎正寛
ソフィー ツヴァ・ノヴォトニー 榊原奈緒子





『THIS IS IT』


■あらすじ
2009年3月5日、マイケル・ジャクソンはロンドンのO2アリーナにて、同地でのコンサート公演『THIS IS IT』を行うことを表明。
同年7月13日から2010年3月6日までに全50公演の開催が予定されていたが、直前の6月25日にマイケルが急死。
本作品はその『THIS IS IT』のリハーサル映像を中心に構成されている。
 
リハーサルは5月から6月にかけて、ザ・フォーラムとステイプルズ・センターで行われ、本作品では2009年4月からマイケルの亡くなる2日前(正確には現地時間の6月23日)までのリハーサル映像が使用される。

■レビュー
マイケル・ジャクソンがラストライブで伝えたかったものとは?
また生前のマイケル・ジャクソンが伝えてきたものとは?

愛・平和・自然・動物 etc...

奇行がよく取りざたされたマイケルですが、彼はいつも地球の為、人々の為に訴え続けてきました。
彼の行動を通して、彼の歌を通して。

正直私は、マイケル・ジャクソン世代ではありません。
しかし、本作"THIS IS IT"からは何か伝えようとした何かがジーンと伝わってきました。
マイケルがライブにかけた情熱が本作には詰め込まれています。

マイケルはロンドンでの会見で、

I just wanted to say that these will be my final show performances in London. When I say this is it, it really means this is it.

と語りました。

つまり"最後のパフォーマンス"なんです。
通常"THII IS IT"とは"さあ、いよいよだ。"とか"まさにこれだ。"などと直訳されますが、
マイケルの急死を受けて、意味は"これは最後です。"という意味に変わりました。

本作より、
マイケルは自身の曲はすべて熟知しており、すべての指示は彼から。
曲のタイミング、パフォーマンスなど、ダンサーオーディションも自ら。
KING OF POPの力量のすごさを痛感できます。

演目内でマイケルがJACSON 5時代の曲目をカバーして歌う場面があります。
懐かしい映像です。
すべてがライブに詰め込まれていたんですね。

本作を一つのライブと思えば、素晴らしく見いれますね。

私なりにTHIS IS ITを訳したいと思います。

"僕が伝えたいのはこれだ。"

見て下さい。感じてください。
マイケルの思い。
そして、あなたが今の世界に向ける思いを張り巡らせてください。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT
Michael Jackson's This Is It
監督 ケニー・オルテガ
マイケル・ジャクソン
製作 ポール・ゴンガウェア
ランディ・フィリップス
出演者 マイケル・ジャクソン
音楽 マイケル・ベアデン
マイケル・ジャクソン