今回の人生で…

 

なんていう言い方は

 

まだ早すぎるかもしれないけど

 

 

 

 

これまでやってみたけど

 

どうしてもできなくて

 

 

たとえこの先あと100年あっても

 

「もうこれはやらなくてもいいかな」

 

とあきらめたこと。

 

 

 

 

 

それは、、、

 

 

 

 

 

プールで25m泳げるようになること。

 

 

 

        ☆彡

 

 

 

これだけスイミングスクールが普及して

 

子どもの頃から習う人も多い中

 

 

 

今の時代に25m泳げない人が

 

どれくらいいるのか知らないけど

 

 

私は小学校のプールの授業の時は

 

本当に苦痛だった。

 

 

 

 

 

周りのみんなが

 

教えられた通りに

 

浮かんだりバタ足を覚えていく中で

 

 

 

自分ひとりだけが

 

いつまでたっても浮かぶことができなかった。

 

 

 

 

 

 

 

夏休みに入ると

 

 

『夏休み帳』に載っている

 

 

『ふしうき』『ばたあし』『クロール』…

 

などのイラストと説明を

 

何度も何度も読んで

 

 

 

家の中で練習して

 

(まさに"畳の上の水練")

 

 

 

 

夏休み中のプール開放日に

 

友だちと一緒に行って教えてもらって

 

 

 

なんとかバタ足まではできるようになった。

 

 

 

 

 

 

 

そして小学校6年の間に

 

なんとかかんとか

 

 

腕をばたばた回して

 

クロールらしきものはできるようになった。

 

 

 

 

 

小学校6年生の

 

夏休み明けのプールのテストでは

 

 

息継ぎをしないで腕をばたばたして

 

13m(プールの横幅の長さ)泳ぎ切ったのが

 

 

人生の最高記録だった。

 

 

 

        ☆彡

 

 

 

中学の時は幸いにも

 

学校にプールの設備がなかったので

 

 

近くの公共施設のプールを借りて

 

ほとんど遊びのような感じで済んだ。

 

 

 

 

 

高校にもプールはなかったので

 

もうその後強制されて

 

人前で泳がなくてはいけないということはなかった。

 

        

 

 

 

大人になってからはもう

 

海へ行っても

 

遊園地型のプールへ行っても

 

 

浮き輪やビーチボールに助けてもらえば

 

楽しく過ごせるので

 

 

泳げない人もそれなりに

 

やっていけるということがわかった。

 

 

 

        ☆彡

 

 

 

よくスイミングスクールの広告で

 

大人のためのレッスンみたいなのが出ているけど

 

 

一度だけ

 

『平泳ぎ』ができるようになってみたいと思って

 

習いに行こうかと迷ったことがあった。

 

 

 

 

 

クロールはまだ理解できるけど

 

 

平泳ぎというのが、、、

 

 

 

 

 

腕と足を違うタイミングで

 

違う動きをしなくてはいけないのが、、、

 

 

(足で水をかいてる時に手をまっすぐに伸ばして

 

手でかいてる時に足は縮める)

 

 

他の人がみんな普通にできているというのが

 

どうしてもわからなくて。

 

 

 

 

 

 

私がやると亀さんのように

 

手と足で同時に水をかいてしまうので

 

 

だんだん沈んでいく。

 

 

 

それでもがんばって水をかいて

 

どれくらい泳げたかなと思って

 

立ってみると

 

 

 

最初の位置よりずいぶん後ろに下がっている

 

(バックの方向に泳いだ)

 

ということもある。

 

 

 

 

 

みんなよくあんな曲芸みたいなことができるなあと思う。

 

 

 

 

 

でも一から順番に教えてもらったら

 

こんな運動音痴の私でもなんとかなるんだろうか。

 

 

 

        ☆彡

 

 

 

そんなことを思っていたある日

 

テレビを見ていたら

 

 

スイミングを教えているベテランのコーチの人が

 

 

「どーうしても浮かない人がひとりいるんですよね~」

 

 

と困ったように言っていたのを聞いた。

 

 

 

 

 

「教えてもらっても

 

どうしてもできない人っているんだな」

 

 

っていうのと

 

 

 

「あまりにもできない人って

 

やっぱり先生の方でも困るんだな」

 

 

って思った。

 

 

 

 

 

 

 

それを聞いたら

 

 

 

・今から人様の前に水着姿をさらしたり

 

 

・苦しい思いをしたり

 

(水の中にいる間は息を吸えないから)

 

 

・耳に水が入ってなかなか出てこなくて

 

夜寝る時も気になって眠れなかったり

 

 

・更衣室ではりついた水着を着替えたり

 

 

・水に濡れた水着をバッグに入れて

 

持って帰って洗濯したり

 

 

・髪の毛を長い時間かけてドライヤーでかわかしたり…

 

 

 

みたいなことがおっくうになって

 

 

 

そこまでしてやらなくてもいいかな

 

 

と思えてきた。

 

 

 

 

もし好きだったらそういうことも

 

気にならないんだろうけど

 

 

 

そこまでの熱意はないなあって。

 

 

 

        ☆彡

 

 

 

昔なにかで

 

 

 

 

この次に生まれ変わったら

 

 

"その人生は今回の続きから"

 

 

っていうのを聞いたことがある。

 

(もし生まれ変わりがあるとすればだけど)

 

 

 

 

 

今回の人生で学んだことや覚えたスキルは

 

次に生まれた時に持ち越せる

 

 

っていう。

 

 

 

 

 

もちろん最初から完璧にできる訳ではないだろうけど

 

 

誰にでも

 

 

教えてもらわなくても

 

何となくうまくできることというのがあると思うけど

 

 

"それは以前の人生でやったことがあるから"

 

という考え方。

 

 

 

 

 

 

それを聞いた時に

 

 

 

「ああ自分はこれまでの過去の人生で

 

一度もちゃんと泳げるようにならなかったんだな」

 

と思った。

 

 

 

小学校のプールの授業で

 

次々と泳げるようになっていった

 

他のみんなは

 

 

「前の人生で泳げるようになってたんだろうな」

 

 

と思った。

 

 

 

 

だからちょっと教えてもらっただけで

 

簡単に浮かんだり

 

息継ぎしたりできるようになったんだろうって。

 

 

 

 

 

 

 

そう考えると

 

私の次の人生は

 

 

 

プールの授業で

 

・浮かぶ

 

・バタ足

 

・息継ぎなしでクロール

 

 

までは

 

なんとかスムーズに進むはず。

 

 

 

 

それから先は

 

次に生まれた時の

 

小学校のプールの授業でやればいいかな

 

 

って思うようにした。

 

 

 

 

 

 

 

まあ

 

もしも生まれ変わって

 

次の人生があるとすればの話だけど。

 

 

 

 

 

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