林修先生の
「今でしょ」っていう言葉が流行ってから
もうずいぶんたつのに
今でもなくならないのは
みんな心のどこかで
その言葉を聞きたいと思っているからだと思う。
「今でしょ」って言われた時に
誰でも心の中に
思い当たることが
ひとつやふたつあるはず。
やらないでいて
ずっと気になっていること。
言い当てられて
ちょっときまり悪いような
でも言ってもらってよかった
っていうような。
☆彡
一度聞いたらその時は
「ああそうだ!」って
はっとする。
「あれをやらなきゃと思っていたんだ」って。
でも毎日過ごしていくうちに
日常のごたごたにかき消されて
聞いた時の新鮮な気持ちが薄れていく。
だから
ときどき新しく出て来るダイエット法みたいに
その方法そのものよりも
いつの間にか飽きて消えてしまっていた
ダイエットへの衝動を
もう一度新鮮な気持ちに戻って
呼び起こしてもらうための
リマインドの役割をしてくれるものが必要
…っていうのと同じ。
それでみんな
あのひと言を聞くと
ちょっと救われたような気持ちになるんだろう。
☆彡
だけどいちいち
その言葉を待っていなくても
自分でそのタイミングを知る方法がある。
「やるのは間違いなく今!」
というタイミング。
それは
気になったり
心に引っかかったりして
どうしても消えない
という時。
ある意味
ものすごく当たり前のことかもしれないけれど
この気持ちを無視したり
見ないふりをして過ごしていることは
とても多い。
すると灰色のもやもやしたものが
どんどん心の中で大きくなっていく。
自分にとって
楽しいことでも
気が重いと感じることでも
「どうしても気になる」
それがキーワード。
自分が「どうしても気になる」というタイミング
=(イコール)
自分にとっての「(やるのは)今」ということ。
"気になるセンサー"をONにしておくことが大事。
☆彡
私のことで言うと
今年に入ってから実験的に
ぱっと思いついた楽しいことや
心からそれをやりたいと思うことに関しては
できる限りそのタイミングを逃さないように
すぐにやるようにしようと決めて
実行してみた。
その結果
自分では想像してなかったような
おもしろいことにつながって行ったり
そこからまた新しいことを思いついて
次のことが始まるような流れになったりして
ポンポンポンと
展開が加速していく
みたいな感覚を味わうようになっていた。
☆彡
でも
気が重いことに関しては
なんとなく後回しにして
本当はずっと引っかかってて
それがいつもうっすら
日常に悪影響を及ぼしているのが
わかっているのに
見ないふりをしていることが多かった。
どうしてもやらなければいけないことなら
さっさとやってスッキリした方がいい
というのはなんとなく誰でもわかると思うけど
絶対やらなくてはいけない訳ではない
ということでも
それが気になって引っかかるようだったら
やってしまった方がいい。
例えば
どうでもいいような
部屋の片隅のお掃除とか。
☆彡
実は今日
一週間ほど前から保留にしていた
気の重いことを
もうどうしても気になって
思い切って手をつけてみることにした。
そしたら
確かにけっこうな労力がいることで
大変ではあったのだけれど
想像していたよりも意外に早く終わって
終わった瞬間
ものすごい至福感に包まれた。
「もう何でも来い!」みたいな
全能感も。
今ならあと2つや3つ
多少のめんどくさいことも
ラクにできそうな気がする。
まして楽しいことだったら
いつも以上にスイスイできる。
そんな気分だった。
そして何といっても大きかったのは
やり終えたあとに
「よくやった私、えらい!!!
私最高!!!」
って
自分を賞賛したくなったこと。
自分ってなんて素晴らしいんだろう
って言う気持ちに
しばらくひたっていた。
☆彡
"気になるセンサー"が
ピコンピコンと点滅していたら
それが自分にとっての
「今」というタイミングを
知らせてくれている。
思い当たることがある人は
実験だと思って
ちょっとだけでもいいので
手をつけてみてください。
今日のひとことコーナー
節分も終わって、昨日は立春でした。
まだまだ寒いけれど、暦の上では春ですね。
ここ最近、とくに夕暮れ時の空気が、ほんのりピンク色を帯びて
いるような気がします。
春って空気がピンク色になるんだ…って毎年思うのですが、
みなさんは感じませんか?
スイートピーを買ったらいい匂い。
届きますように。
- 午後のうさぎ -