節分に恵方巻きを食べると言う習慣が
一般的になったのは
いつ頃だろう。
私が子どもの頃は
節分=豆まき
というただそれだけの行事だった。
☆彡
バレンタインみたいに
毎年この日にはこれを買うもの
って決まってしまえば
毎年その商品が売れるし
買う方も
お祭り気分が盛り上がって楽しいし
縁起物だったら買って悪い気はしないし
恵方巻きの登場それ自体は
世の中を明るくするというような意味合いで
よかったんじゃないかと思う。
☆彡
ただびっくりするのは
「今年の恵方は北北西」とか言われて
"食べる時にその方角に向かってかぶりつく"
という行為もセットで
みんなが抵抗なく受け入れたこと。
昔だったら"方位"のことって
軽々しく口に出すのがはばかられるっていうか
「えっ、その手のお話でしたら結構です」
みたいに
ちょっと引かれる種類の話題だったと思う。
それがけっこうすんなり受け入れられたのは
やっぱり"西に黄色"で有名になった
Dr.コパさんのおかげではないかと思う。
☆彡
コパさんという人も
最初は"一級建築士・小林祥晃(こばやしさちあき)"
という肩書きと名前で
今よりもう少し固い感じの本を出していた。
それがいつの間にか
"コパちゃんの…"とタイトルの頭に付くようになり
さらにそれが
"Dr.コパの…"になって
テレビにも出るようになって
親しみやすいキャラクターで
それまでは一般的ではなかった
"風水"という言葉とか
"方位"のこととか"家相"のこととかを
カジュアルなものとして
多くの人に受け入れられるような形にしていった。
その下地があったから
いきなり恵方巻きで
「今年の恵方は…」と方位のことを言われても
みんな抵抗がなかったんだろうと思う。
恵方巻きがはたして
風水と関係あるのか
コパさんが節分に
恵方巻きを食べるのかどうかは
知らないけれど。
☆彡
ちなみに
私の恵方巻きの食べ方は・・・
①最初に恵方を向いてひと口かじる。
(ここで一気にすべての運を吸収する…ということにする。
自分の中で)
②食べやすくカットする。
③おしょうゆをつけて、爆笑できるテレビとか見ながら食べる。
(↑サラダ巻きの場合はマヨネーズもプラス)
※①さえできればあとは何でもOK。でも①を抜かしたらアウト。
たぶん
やってはいけないことだらけだと思うけど
何年か前に実験してみて
そのやり方でもいいことがあったので
(正式にやったらもっとよかったのか?)
気楽にできるこのやり方を採用することにした。
今日のひとことコーナー
節分には、歳の数+1こ豆を食べるというのを毎年やっていますが、年々豆の数が増えてきて大変。
数えるだけでも時間がかかるのに、よくこれだけ生きてきたなあとしみじみ思います。
ただ生きてるだけでも、使う精神力や体力って、並大抵じゃないですよね。
みなさんも、たまには自分をねぎらって、褒めてあげてくださいね。
「ほんとに、よく今まで生きてきた!えらい!もうそれだけで合格!」って。
- 午後のうさぎ -