謝恩会 | 今日は雨でもきっと明日は晴れるから nanacoのブログ

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急性脳症をもつ家族の記録です。
今年6月に先天的なハンデを持つ15歳のお兄ちゃん
が突然空へと旅立ちました。
子どもの様子や母の色々な思いを書いています

式のあと、謝恩会でした。

卒対、他のママさんたちの、大変な準備の末
会場が設定されていました。

謝恩会が進み、後ろを見たら
1年、2年、3年、4年、5年と
退職や転勤された先生方の顔触れがあり
びっくりしました。

クラスの数が多く複数担任の為、
全員が集まるというのは難しいのですが、
王子の担任だった先生は、みんな
いらしていて本当に驚きました。

先生方に挨拶をする中で、感じたこと。

事故にあった過去ではなく、
今こうしていられることが大切なのだ、
ということ。

王子の成長と、卒業をこんなに喜び
お祝いして下さる方がいることに、
親の私がこれじゃダメだと思いました。

少し前にあった、我が子の障がいを
受け入れられず母親が心病み、子どもに
手をかけてしまった事件。

私は、我が子に手をかけるという気持ちを
持ったことはないけど、このお母さんの
気持ちは、わかる気がしました。

同じクラスのママさんたちと話したことは、
いつも、そばで話したりしてくれて
ありがとう! っという事。

普通の人がほとんどの社会だから、
普通の人仕様に、人的にも物理的にも
作られている。

やっぱり、障がいのある人を育てて行く事は
大変な苦労がたくさんある。

これは、経験した人じゃないと絶対に
わからない事。

でも、仕方ない事実でその子たちを
先生たちは考えて、一人一人にあった
支援と教育の場を作ってくれていることに、
感謝って言う言葉だけじゃ、足りない
思いを抱き、謝恩会が終わりました。

心が洗われた、なんかスッキリした
1日でした。

4月から中学生です!