北陸応援フリーきっぷでフリーエリア外へ移動も考慮して購入した青春18きっぷを全く使っていなかったので、桜の開花に合わせて京都へ普通列車(快速・各駅停車)を乗り継いで旅行しました。

 

青春18きっぷとは

JR全線の普通列車の普通車自由席(BRT(バス高速輸送システム)・JR西日本宮島フェリー)が、全線にわたって乗車できるお得なきっぷです。青春18きっぷという名称ですが、年齢にかかわらず利用できます。1人で5日間(5回分)や5人グループでの日帰り旅行など利用次第では長距離旅行から日帰り旅行まで幅広く利用できます。

 

夜勤明けで向かったのは東京都品川駅です。普段は東京駅からですが、JR東日本の普通車グリーン席のグリーン料金が3月のダイヤ改正で大幅に料金が上がり熱海まではSuica利用で800円(ホリデー料金)だったものが1,550円になりました。少しでも安く乗車するために、大幅に値上がりする乗車距離が101kmを超えない品川駅からの乗車になります。楽に長距離の移動をするには着席できる普通グリーン車は貴重です。

 

根府川駅周辺の朝の相模湾は絶景

 

熱海駅で浜松行きへと乗り換えますが、ここから豊橋駅までの静岡エリアは混雑もあって座席に座るのはかなり難しいです。浜松駅までの2時間半は座れずに立っていました。青春18きっぷ旅行者の定番ルートなので乗り換えのたびに発生する座席の壮絶な奪い合いには極力自分は参加しません。この日は富士山もよく見えました。

 

 

豊橋駅では大きなスーツケースを持った旅行者に阻まれて乗車したかった列車の乗り換えに間に合わず乗り遅れてしまい後続の快速大垣行きに乗車して名古屋方面へ向かいます。後続のこの列車でも大垣駅からは追いつけますが、今回は名古屋駅から近鉄の名阪特急で大阪方面へ向かい京都へ向かいます。

 

各駅停車を乗り継ぎ名古屋駅に到着

 

名古屋駅での乗り換えも非常に時間がないので急いでJRから近鉄へと乗り換えます。外国人観光客増加で名阪特急の特に特急ひのとり 大阪難波行きは人気で乗り換えなしで大阪中心部へ行けるので人気だそうです。先頭と最後尾1両づつあるプレミアムシートは900円(700円)をプラスするだけで、新幹線のファーストクラスと言われているグランクラス同等の座席に座れます。今回は満席なので200円プラスしてレギュラーシートにしました。レギュラーシートといえども新幹線のグリーン車並の座席なので最高のくつろぎ空間で移動できます。

 

近鉄の名阪特急 特急ひのとり 大阪難波行き(レギュラーシート)

 

お昼時だったので、近鉄名古屋駅で元祖天むす 千寿の天むすと藤田屋の大あんまきを購入して乗り込みます。木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)を長大な鉄橋で渡り三重県へと入ります。三重県津駅に停車して次は大阪の鶴橋駅まではノンストップです。津駅を出て昼食を食べてからはリクライニングを最大に倒して寝てました。1時間以上停車しないのでよく眠れました。

 

木曽三川を渡り三重県へ

元祖天むす 千寿の天むす

藤田屋 大あんまき

寝ている間に生駒を抜けて鶴橋駅に到着

 

鶴橋駅からJR大阪環状線へ乗り換えて京橋駅で京阪電車へとさらに乗り換えて京都の三条駅へ向かいます。車窓から大阪城も見えましたが大阪は桜の開花宣言は出ていないので桜も蕾でしたが森ノ宮駅から大阪城へ向かう人の多さに驚きました。京橋駅で京阪電車の特急出町柳行きに乗車しますが、京阪電車にもプラス500円で着席できるプレミアムカーがあります。京阪電車の京橋駅といえば、1日700本は売れるフランクフルトが名物です。マツコの知らない世界や桃太郎電鉄にも登場するので関東でも知られています。電車を待っている間にもどんどん売れていきます少し値上げしたみたい。京阪電車に乗る時はいつも食べてます。

 

大阪環状線で京橋駅へ

京阪電車 京橋駅の名物フランクフルト

特急出町柳行き(プレミアムシート)で三条駅へ

 

京阪電車は大阪から京都の人気観光地へ近いエリアへ運んでくれるので非常に便利で、大きな荷物を持った観光客に便利なのが有料座席のプレミアムカーです。あまりにも人気すぎて1両から2両へ増やすそうです。三条駅からホテルのある烏丸五条まで観光しながら向かうことにします。関西私鉄の有料座席は本当に素晴らしいですね。これに阪急も参戦すると競争も激しくなりますね。

 

三条大橋と鴨川