![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220510/18/gogolunch/aa/9c/j/o1080060715115943835.jpg?caw=800)
■5月3日■札幌■大通とうきびワゴン その3
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翌朝の札幌は少し寒く、雨も降っていた。
子供の頃から札幌に来たら、大通公園で
とうきびを買って食べるのが楽しみになっている。
天気が悪いのでワゴンが出ていないか、
というところで、行ってみると売店の隣のワゴンだけは営業していた。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220510/18/gogolunch/15/b1/j/o1080088315115943861.jpg?caw=800)
ワゴンでのラインナップは、
茹でとうきび・焼きとうきび各300円
じゃがバター300円
とうきびセット400円
いもきびセット400円
まだ準備中のように見えたので訊ねると、
営業してますと言う。
タオルを取って、ストックしてあるとうきびを見せてくれた。
焼きを一本お願いすると、食べていきますかと聞かれる。
少し考えて、この場で食べていくことにした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220510/18/gogolunch/6c/ff/j/o0607108015115943874.jpg?caw=800)
手と口はべちょべちょになるものの、ゴミ箱もあり
水飲み場で手と口を洗えるので、その方が都合がよかった。
ワゴンから数メートル離れたゴミ箱の近くに行って、
被りついてむしゃむしゃ食べた。
入手した焼きとうきびは、茹でたものに焼き目をつけたものだった。
前回9月上旬に来た時は、ワゴンに「生とうきび」、
「地物始めました」のポップがあった。
つまりはこの時期はそうではない、らしい。
しかしながらやわらかく、棒から容易に頬張れた。
口の中では高速で噛み砕いて、とうきびの甘味をよく味わった。
とうきびには袋の上から楊枝が一本刺さっているので、
歯の隙間に挟まったとうきびは、
楊枝で静かにシーシーして、
水飲み場で顔を洗ってこの場を後にした。