徒然なるままに | 三界の迷い鳥 Wandervogefulな五劫

三界の迷い鳥 Wandervogefulな五劫

           三界(地獄から有頂天まで)を旅する迷い鳥の、Wandervogefulな日々

2024/02/11G
・杉(ヒノキ科スギ属)の花
 
シーズンの始まりです。
花言葉は「雄大」「堅固」
今年の飛散量は例年より「やや多め」。今年も雄大に空を舞います。
★『ご挨拶文例集』

中身は
●お通夜前の挨拶
・僧侶への挨拶と言葉づかい(遺族側から僧侶へ)
・世話役、近所、交番への挨拶(遺族側)
・各関係者への連絡(遺族側)
●お通夜の挨拶
・通夜ぶるまいの前
・通夜ぶるまい終了後
●弔辞
・親族への弔辞
・社葬、団体葬の弔辞
・取引会社の葬儀の弔辞
・同僚、知人への弔辞
●告別式終了
・喪主、親族代表の挨拶
・喪主代行の挨拶
・喪主が息子の場合の挨拶
・社葬の場合の葬儀委員長の挨拶①
・社葬の場合の葬儀委員長の挨拶②
●御葬儀後の挨拶
・僧侶、世話役、近所への遺族側の挨拶
●精進落とし、四十九日法要の挨拶
・精進落とし、四十九日法要の場合
背表紙には『化野の 露と消えゆく はかなさを 寂しく葬る 運命悲しき』とあり。
「あだしののつゆ」は徒然草第七段にあり(覚えていない)、引用した句かな?
徒然草第七段
あだし野の露消ゆるときなく、鳥部山の煙立ち去らでのみ、住み果つるならひならば、いかにもののあはれもなからん。
世は定めなきこそいみじけれ。
(あだし野の露が消えるときがなく、鳥部山の煙が立ち去らないで、この世が終わるまでまで住み続ける習わしであるならば、どんなにか物事の情趣もないだあろう。この世は無常であるからこそ素晴らしい。)

と吉田兼好さんは書いてます。
鎌倉後期の隠者で歌人、随筆家。俗名卜部兼好(うらべのかねよし)。その名を音読して法名とした。卜部家は、もともと京都の「吉田神社」(よしだじんじゃ:京都府京都市)の神職を司ってきた中流貴族。若い頃は、官吏として94代「後二乗天皇」に仕えましたが出世の機会に恵まれず、後二乗天皇の崩御を機に出家。
そうか、兼好さんも「無常」の中を生きてきたわけか。