蜃気楼が如し | 三界の迷い鳥 Wandervogefulな五劫

三界の迷い鳥 Wandervogefulな五劫

           三界(地獄から有頂天まで)を旅する迷い鳥の、Wandervogefulな日々

2024/01/27G
・何年振りだろ、ここに立ったのは。30年?
 
日本海側初の水族館(写真を撮りに立ち寄っただけだが)。
平日だったがお客さんがうちの家族だけで、姉子と妹子は「怖い」と言って途中で進まなくなって帰って来た思い出が。
そりゃ一家族だけ「コツコツ」と足音を響かせながら真っ暗な中を歩く姿は怖いものがあるな(笑)
ついでに埋没林(ここも写真を撮っただけ)

小学校の遠足では水族館とセットで必ず行くコースだった。
「帰れマンデー見っけ隊!!」でやってた海の駅。

海の駅?なんじゃそりゃ?(これも国交省の管轄)
月2回の朝市開催時は高級グルメが激安で早朝5時に150人の行列ができるという。
偵察のために見に来たが正直言うと『ショボい』
あの番組は大好きだけど結構盛るからな。それをわかってて見てますけど(笑)
「激安グルメ」といってもここに来るまでの高速代とガソリン代を考えれば如何なものか。こればっかりは並ぶ気になれんわ。

40Km先に中能登町の石動山。
能登が昔「(一時的に)越中に所属していた」のも納得。
11月から3月は『冬の蜃気楼』(実際の風景の下側に反転した虚像)が見えるというが今日は出ず。(そんな気象条件でもなかったし)
 
まあ一度も見た事は無いので、出てても分からない可能性もある。
人生もまた蜃気楼の如し。
★焦点定まらぬ開いた眼に見えるものは何か
言葉にならぬ声を発し、観念したように疲れ、目を閉じる
閉じた眼に見えるものは何か
思い出したように眼を開き、定まらぬ眼の先にあるものは何か
手摺りを握る手に、そっと手を添える
温もりはあるが状態は変わらず、何かを見つめ、何かを発す。
「落ち着きを取り戻し」は、残念ながらドラマの世界だけ。
人生もまた蜃気楼の如し。