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ありがとうございます。


突然ですが
生命について考えることはありますか。


1990年代アメリカで
Dr.Death
呼ばれた男がいました。


「安楽死」という名で
130人もの人々に
死の処方をしたんです。


それは車の中で 
患者自身に致死薬を注入する
‘ボタン’を押させる
というものでした。 


病と闘う耐えがたい苦痛や孤独は
きっと本人にしかわからない事も
多くあるのでしょう。
いつか小林麻央さんは
「自分の前で笑う家族のほうがよっぽど
辛いのを我慢しているように思う」と
綴っていましたショボーン



自分の人生の在り方は自分で決めたい


欧米の安楽死の制度は
徹底的な自己決定に根差すもののようです。
    

ですが
日本では
安楽死や自殺ほう助は
重い罪となります。


   *  *  *  *  *

「この事件
被害者はどこにいるの?」



先日 
公開 間も無い映画

ドクター.デスの遺産

を観てきました。
安楽死なのか
快楽殺人なのか。


映画の中で
本当は生きたかったのに
安楽死に向かう人々は
生きることと
強く闘っていました。


家族や大切な人を想い
死を選ぶ人々。


請け負うドクター・デス。


死に向かう人々や
その家族にとってドクター・デスは
悪魔なのか、
それとも、…。



闘病中に於いて
生きるのが辛い
死んでしまいたいくらい辛い
現実があることを

職業柄 
間近で見てきたこともあります。


そのせいもあって
安楽死が
いいとか悪いとか
口にすることを避けています。
本人でも家族でもないひとが
口を出すべきではないと思ってます。


ですが
安楽死のこと
生命のこと
たくさん考えたほうが
いいと思います。


この映画がよかったか
どうかは別として
生命を考えるきっかけには
なると思います。



映画ではよくわからないところも
あったので本も買いました。



ドクター・デスや
自殺ほう助で世間を騒がせた
京都の医師達の生命に対する思いが
複雑でなりません…
もちろん絶対に許せないです。
ちなみに日本では
『消極的安楽死』は認められており

終末期にあり 
苦痛を伴う治療を行なっている患者の
延命治療を中止した結果 
死期が早まることを権利として認めています。


どうか皆さま
生命についてたくさん考えてください。